移籍・契約

オルブリッチがアルバルク東京と契約 昨季ブルズの豪州出身フォワード

ESPN

オーストラリア出身のフォワード、ラクラン・オルブリッチ(22)が、日本のBリーグ・プレミアのアルバルク東京と契約したことをESPNに語った。契約は1年で、2026-27シーズンのリーグ内で最も高給の外国籍選手の一人になると関係者がESPNに明かした。

ESPNによると、オルブリッチは6フィート9インチ(約206cm)の機動力のあるフォワードで、昨季はシカゴ・ブルズで2ウェイ契約を結んでいた。2ウェイ契約とは、NBAのチームとその下部リーグ(Gリーグ)の両方でプレーできる契約のことだ。NBAでは37試合に出場し、4月12日のダラス・マーベリックス戦ではトリプルダブル(得点・リバウンド・アシストなど3部門で2桁)を記録した。Gリーグのウィンディ・シティ・ブルズでは18試合で平均19.2得点、8.6リバウンド、5.3アシストだった。

経歴について、ESPNはアデレード出身で、米国のUCリバーサイドで大学バスケを1シーズンプレーした後、オーストラリアのNBLのイラワラ・ホークスに加わったと伝えた。ホークスは2025年のNBL王者になり、オルブリッチはその主力の一人だったという。同年のNBAドラフトではブルズが(レイカーズ経由で)全体55位で指名した。2026年のサマーリーグではゴールデンステート・ウォリアーズでプレーし、日本行きの前には欧州の複数のクラブからも関心を寄せられていた。

アルバルク東京は2026年6月にライアン・リッチマン(37)をヘッドコーチに任命している。リッチマンはワシントン・ウィザーズのアシスタントコーチを複数シーズン務め、その後シーホース三河のヘッドコーチになった。ESPNはリッチマンを、NBA以外で最も評価の高い若手指導者の一人と紹介している。オルブリッチは、東京を選んだ最大の理由はリッチマンと働けることだと語り、NBAに戻る道筋をつけてくれると考えていると話した。リッチマンも、オルブリッチを周囲を引き立てる選手だとして獲得を歓迎した。オルブリッチ自身は、3ポイントシュートを毎試合安定して決められることを示したいとしている。

オルブリッチは数週間以内に来日する見込みで、この1年の活躍を足がかりにNBA復帰を目指している。

用語・人名メモ

  • 2ウェイ契約 — NBAのチームと下部リーグのGリーグの両方でプレーできる契約で、オルブリッチは昨季ブルズとこの形で契約していた。
  • Gリーグ — NBAの下部にあたるリーグで、ウィンディ・シティ・ブルズはブルズと提携するチーム。
  • NBL — オーストラリアのプロバスケットボールリーグで、オルブリッチが所属したイラワラ・ホークスもここに属する。
  • Bリーグ — 日本のプロバスケットボールリーグで、アルバルク東京はその所属チーム。
  • ドラフト55位 — NBAドラフトは2巡目まであり、全体55位は2巡目の指名にあたる。

出典: ESPN