参考動画
2023年のグリズリーズ戦で、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがマイクを付けて守備を組み立てる映像がr/nbaで振り返られている。祭りというより、通好みのファンがじっくり味わうタイプの話題だ。
映像はスレタイトルによると、フォワードのレブロンとデイビスが守備の方針を修正する場面から始まる。狙いは、グリズリーズ(メンフィスのチーム)のJJJにボールを持たせ続けること。レブロンがスワイプのフェイクでJJJをスピンさせ、そこへデイビスが2度ブロックを浴びせてターンオーバーを誘った。JJJはこの試合、16本中3本の成功でフリースローの試投は0本。キャリアで最も効率の悪い試合だったと紹介されている。
コメントで目立つのは、派手なブロックの前の仕込みを評価する声だ。デイビスがスティールとブロックを合わせた数字(ストックス)で称賛される一方、役割は後ろで長い腕を広げて構えることで、本当の守備の仕事はJJJをそこへ誘導したレブロン側にあった、と読むファンがいる。レブロンについては、相手の傾向を読む力が抜群でパンプフェイクにほとんど飛ばない、という指摘もある。ストリップを見るとマイアミ時代にウェストやダンカンらからボールを奪っていた頃を思い出す、という声も出た。
デイビスを推す声もある。2023年のプレーオフでは、1回戦以降のブロック数がほかのビッグマン全員の合計を上回っていたのでは、と振り返るファンがいる。ウォリアーズのオフェンスは2回戦で、デイビスをゴールから遠ざける方法ばかり考えていたようだ、とも書かれていた。
話は当時のチームへの思いにも広がった。ウェストブルックのトレードを失敗と見るファンは、カルーソ(ガード)がいたこのレイカーズにはもう1度優勝の力があったと嘆き、責任は誰か個人でなく組織全体にあると書いている。2021年にデイビスがサンズとのシリーズで鼠径部を痛めていなければ連覇もあり得た、と悔やむ声も出た。
巷の声
- 「守備の本当の仕事は、JJJをデイビスのいる所へ追い込んだ側にある。世間はストックスの数字しか褒めない、という指摘。」
- 「レブロンのバスケ頭脳は、これまで見た中で最高だと思う。試合をここまで簡単に分解できるのは、ナッシュ、クリス・ポール、キッドくらいだ、という声。」
- 「毎試合レブロンにマイクを付けてほしい、という半分ネタの要望。」
- 「ウェストブルックのトレードは大失敗だった。カルーソがいたこの顔ぶれには、まだもう1つ優勝があったはずだ、と悔しがるファン。」
- 「デイビスは怪我のせいで、歴代トップ5のPFとしてより、休んでいる人として記憶されがちなのが惜しい、という嘆き。」
派手なブロックの手前に、相手をそこへ誘い込む設計があった。マイクはその種明かしをした映像だった。
用語・人名メモ
- マイク付き (mic'd up) — 選手が試合中にマイクを付け、会話や指示を放送や動画用に拾う企画。ベンチや守備の作戦の中身が聞ける。
- ストックス — スティール(ボール奪取)とブロック(シュート阻止)を合わせた守備の数字。
- ターンオーバー — 攻撃側がシュートを打てないままボールを失うこと。
- パンプフェイク — シュートやパスをするふりをして、守備を跳ばせたりずらしたりするフェイント。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)