参考動画
2026 年シーズンのニューヨーク・ニックスが優勝を遂げたが、シーズン開始前のオッズは +2200 だった。ブックメーカーからはほぼ優勝の可能性を無視されていたのだ。
+2200 のオッズは約 4.3% の優勝確率を意味する。22:1 で、ほぼ起こらないと見なされていたということだ。参考までに、2023 年にファイナルを制したデンバー・ナゲッツは +1000(約 9%)だった。ニックスがいかに軽く見られていたかが分かる。
ニックスのオッズが低かった理由は、注目がデトロイト・ピストンズとボストン・セルティックスの成長ストーリーに集中していたから。セルティックスは東部で高いシードを獲得し、ニックスは 3 シード(東部で 3 番目)に止まった。オッズにはその期待度の差がそのまま反映された。
ニックスはシーズン中、苦労の連続だった。悪い時期を経験し、プレイオフ直前に選手会議も開いている。スター・フォワードのカール・アンソニー・タウンズは『チーム内での自分の役割が分からない』と語っていた。さらにゴールデンステート・ウォリアーズのドレイモンド・グリーン(守備の柱)がタウンズをつまずかせた試合では、チームメイトのサポートが得られず、ヘッドコーチのマイク・ブラウンまでグリーンと一緒に笑っている状況もあった。
転機はプレイオフ到来とともに訪れた。レギュラーシーズンで期待を集めたピストンズとセルティックスは相次いで敗れ去り、一方ニックスはトップ 2 シードでなかったため、最強チーム同士の対戦を避けることができた。その幸運とプレイオフでの成長が、優勝への道を開いた。
巷の声
- 「ピストンズとセルティックスのストーリーに引き込まれて、ニックスの本当の実力を見落とした」
- 「ニックスが 3 シードだったことが、結果的にプレイオフで最大のアドバンテージになった」
- 「シーズン中は不安定だったが、プレイオフでは完全に別のチームに変わった」
- 「ブランソンは『小さなガードはポストシーズンで成功できない』という業界の定説を打ち破った」
- 「プレイオフと NBA カップの成功を見ると圧倒的に見えるが、実際は通年で不安定だった」
用語・人名メモ
- プレシーズンオッズ — シーズン開始前にスポーツブックが発表する優勝確率。+2200 は 22:1、つまり約 4.3% の確率を意味する
- ジェレン・ブランソン — ニックスの主力ガード。小柄だが正確なシューターで、ポストシーズンでの成功を業界から疑問視されていた
- カール・アンソニー・タウンズ — ニックスのスター・フォワード。シーズン中はチーム内での役割に不安を感じていた
- デトロイト・ピストンズ — ミシガン州のチーム。2026 年シーズン前はニックスとともに優勝候補として期待されていた
- ボストン・セルティックス — マサチューセッツ州の東部有力チーム。セルティックスは 20 点リードを吹き飛ばすなどプレイオフでの課題も見えていた
- ドレイモンド・グリーン — ゴールデンステート・ウォリアーズの守備の柱。試合中にタウンズをつまずかせた事件が起きた
複数チームの優勝可能性を示す NBA のパリティ時代を象徴する優勝劇となった。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)