参考動画
ニックスのガード、マクブライド (愛称デュース) が、勝つことと報酬の関係について率直に語り、現地ファンの間で静かに話題になっている。派手なニュースではないが、ロールプレーヤーを愛するファンの琴線に触れた通好みの一言だ。
Knicks Film Schoolが紹介した発言で、マクブライドは、もっと多くの選手がチームの勝利に納得して自分の役割を理解すれば、NBAは今とかなり違って見えるはずだと話した。さらに、勝たない選手や負ける選手に報いて給料を払っているのはNBA側の落ち度だとも述べている。
反応の最上位に上がったのは、ジョシュ・ハート (ガード) の過去の発言だ。コメント主の紹介によると、ハートは数シーズンかけて、自分がチームの3番手か4番手でいられればチームは強くなり、1番手や2番手になってしまうならピンポン球 (ドラフト抽選) の準備をしたほうがいい、と気づいたと話していた。役割をわきまえた選手ほどリーグで長く生き残る、という見方がコメント欄で共有されている。
マクブライド本人への思い入れを語る声も多い。Gリーグ (NBAの下部リーグ) で何年も下積みを重ね、ティブスに役割を与えられるまで不満を口にしなかった、という指摘や、点差が開いた終盤にも基本に忠実にプレーすることの大切さを、アリエル・フクポルティに教える映像があるという紹介が出ている。
巷の声
- 「ハートが前に、チームの3、4番手になれれば強くなるが、1、2番手なら抽選の準備をしろと言っていた。役割を見つけた選手がリーグで長く残る、という話に通じる。」
- 「デアンドレ・エイトンはチャットから退室しました、と皮肉を一言。」
- 「ニックスはオージーの獲得にためらわなかった。スターのような報酬でロール役をこなし、スター選手の一部より多くの価値をチームにもたらす存在だ、という評価。」
- 「デュース、その話は、また残ってくれるということでいいんだよね、と半分冗談で呼びかけるファン。」
- 「Gリーグで何年も耐え、ティブスに役割をもらうまで文句を言わなかった。ガベージタイムでも基本を大事にすることをフクポルティに説く映像もある。生え抜きの2巡目指名で応援してきただけに、ニックスが手放すことになれば胸が痛む、というファンもいた。」
発言そのものより、この選手を手放したくないというファンの本音のほうが、コメント欄では大きく響いている。
用語・人名メモ
- ロールプレーヤー — 得点源ではなく、守備・つなぎ・シュート役など決まった役割でチームを支える選手のこと。
- ピンポン球 (ドラフト抽選) — 成績の悪いチームが、ピンポン球を使った抽選で翌年のドラフトの上位指名権を争う制度。「ピンポン球の準備」は「負けが込む」の皮肉になる。
- Gリーグ — NBAの下部リーグ。若手や出場機会の少ない選手が経験を積む場になっている。
- 2巡目指名 — ドラフトは2巡あり、2巡目は31位以降の指名。1巡目より契約面の保証が小さい傾向がある。
- ガベージタイム — 勝敗がほぼ決まった試合終盤の時間帯。控えの選手が出場することが多く、ここでの姿勢がコーチの信頼につながるといわれる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)