キャバリアーズの放送用スコアボードに表示される「ザ・ディフ」(両チームの点差表示)が、地元ファンの間で愛される奇妙なカルチャーとなっている。当初は冷やかされたが、今ではこの機能なしに試合を見られないというジョークまで飛び出している。
「ザ・ディフ」は両チームの得点差を自動表示するスコアボード機能。スタジアムの大型ビジョンには 2005 年頃から搭載されていたが、テレビ放送に含まれるようになったのは 2022~23 シーズンから。当初、クリーブランドの地元ファンは「こんなの必要か」と首をかしげたという。
だが数年経つうちに、この地味な機能は独自のカルチャーへと進化した。今ではクリーブランドのファンの間で『これなしで他チームの放送を見ると、試合の勝敗が分からない』という笑い話が通じるほど。ジョークはさらにエスカレート。地元ファンは『だから LeBron(レブロン・ジェームズ)がオハイオに学校を建てたんだ。州民が計算できないと思ったのでは』と自虐的に笑っている。
ただし全員が機能を歓迎しているわけではない。スコアボード操作者が優秀な場合、ボールがまだリムの中にあるような段階でも得点が画面に反映され、得点時に数字が変わる瞬間の快感が失われるという不満がある。試合を見ながらスコアを確認するタイミングを奪われるのだ。
巷の声
- 「クリーブランド人として言えば、最初は馬鹿にしてたけど、今ではこれなしで他チームの放送が見られなくなってる。」
- 「ワールドカップも見るのやめた。ヨーロッパ人は計算ができるんだ。」
- 「スコアボード担当が優秀すぎると、ボールが半分リムを超えた時点でもう画面に反映されちゃう。得点の瞬間を見る喜びが消える。」
- 「ボールがリムを一周して弾き出される瞬間に、操作者が誤って得点にしちゃったことってあるんじゃないか。」
- 「いや、NBA の歴史上それは一度も起きてないと思う。」
用語・人名メモ
- キャバリアーズ — クリーブランド・キャバリアーズ。クリーブランド市のチーム。2016 年に LeBron James と共に初優勝を達成した。
- ザ・ディフ — 両チームの得点差を自動表示するスコアボード機能。2022~23 シーズンから Cavs の放送で表示されるようになった。
- LeBron James — NBA 屈指のスター選手。Cavs と長く在籍し、2016 年に同チームを初優勝に導いた。クリーブランドで教育施設 I PROMISE School を創設している。
地味なスコアボード機能が、クリーブランドの独自文化として浸透するまでの物語だ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)