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新統計「xPTS」で見るデュラントの決定力

Redditで話題

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サッカーの「期待ゴール数」をバスケに応用した新しい分析指標がRedditで話題になっている。ニュースというより、統計オタクたちが盛り上がっている通好みの話題。

話題の発端は「xPTS (期待得点値)」という新しい統計指標を紹介する論文。サッカーには「xG (期待ゴール数)」という指標があり、シュートの難易度 (角度・距離・体勢など) から「平均的な選手ならどれくらいの確率で決まるか」を計算する。xPTSはこれをバスケに応用したもので、キャッチ&シュートのような簡単なショットと、ショットクロック残りわずかで無理やり打った苦しいショットを同列に「1本」と数えず、それぞれの決定期待値を出して評価する試み。

この指標の中で注目されているのが、ケビン・デュラント (2025年オフにロケッツへ移籍したベテランスター、身長208cmの長身シューターとして知られる) の数字。「決定力」を測るConversion RAPM (期待値を上回ってシュートを決める能力を測る統計) でリーグ2位につけており、1位はシェイ・ギルジャス・アレクサンダー (サンダーのエースで近年MVPを争う得点王)。つまりデュラントは、難しいショットチャンスでも高い確率で決め切れる選手だと数字が裏付けている、という内容。

一方でコメント欄では、この数字がデュラントの評価をめぐる論争にも波及している。「デュラントは効率よくシュートを決められるが、ディフェンスにプレッシャーをかけて味方のスペースを作る力ではステフィン・カリー (ウォリアーズの3ポイントシュートの革命児として知られるガード) に劣る」という指摘があり、シュートを決める「フィニッシャー」としての価値と、チーム全体を動かす「オフェンスの起点」としての価値は別物だ、という議論に発展している。

巷の声

  • 「この統計、めちゃくちゃ理にかなってる。サッカーのxGの考え方をこっちにも持ってきた感じ」
  • 「この手の指標は前からあったよ。キャッチ&シュートと無理な体勢からのプルアップ3Pを同じ『1本』扱いするのがそもそもおかしかった」
  • 「デュラントについてはショット選択自体は正しいと思う。ただ試合を通してディフェンスにプレッシャーをかけ続けて『オフェンスの起点』になれるかというと、そこはステフィンとは違う。ステフィンは常に走り回って守備を引きずり回すから、放っておくと64%の効率で50点取られる」
  • 「アナリティクスがどうこう言うミームはよく分からずに使われがち。結局最後はシュートを決めなきゃいけないし、終盤にやり切るメンタリティも必要」
  • 「デュラントはピーク時からもう10年近く経ってるのを忘れがち。それでもこの決定力を維持してるのは普通にすごい、来シーズン開幕前に38歳になるのに」

用語・人名メモ

  • xPTS (期待得点値) — シュートの難易度から算出した『決まるはずの確率』をもとに、選手の得点効率を評価する新しい統計指標
  • xG (期待ゴール数) — サッカーで使われる指標で、シュートの状況からゴールが決まる確率を算出するもの。xPTSの元ネタ
  • RAPM — 選手がコートにいる間、チームの得失点にどれだけ貢献しているかを補正計算で測る高度な統計
  • ケビン・デュラント — 2025年オフにロケッツへ移籍したベテランスコアラー。長身から放つジャンプシュートの精度で知られる
  • シェイ・ギルジャス・アレクサンダー — サンダーのエースガード。近年のNBAで得点王・MVP級の活躍を続けるスター選手
  • ステフィン・カリー — ウォリアーズのスターガード。3ポイントシュートでリーグの戦術を変えたと言われる選手

こうした高度な統計がチームの戦術評価やNBA分析にどこまで浸透していくか、今後も注目される。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)