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r/nbaに、シュートの難しさを数字にする新指標xPTSの論文を書いた人が投稿し、ケビン・デュラントを題材にした議論に発展している。事件ではなく、通好みの分析ネタだ。
投稿者が紹介したxPTSは、シュートの位置、種類、ポゼッションの状況 (速攻・セカンドチャンス・ハーフコートなど)、ディフェンダーとの実際の距離から、その1本の期待得点を出す指標だ。投稿の例では、ディフェンダーが2〜4フィート (約60〜120cm) 離れたダンクが1.88点、2フィート以内に密着された、リム際のシュートは0.55点。リーグ平均は1.09とされている。
これがあれば、選手やチームの順位表、期待勝利数のほか、選手ごとの基準値も作れる。投稿者の例では、ステフィン・カリー (ウォリアーズのガード) と、カイル・クーズマ (フォワード) とでは、密着された3点シュートの期待値が違う。さらに、選手がコートにいるとチームのシュートの内訳や質、決める力がどう変わるかを見るRAPM系の指標も作っており、デュラント (フォワード) はその数字が興味深い例として取り上げられている。
コメント欄では、サッカーではチャンスを作る力が決定力より重要という見方が主流だが、バスケでは事情が違うのかという質問が出た。ロケッツ (ヒューストンのチーム) の話も多く、自力で崩せる選手が少なく、アルペレン・シェングン (C) を名指しする声もある。デュラントがレブロンやスティーブ・ナッシュとのインタビューで、ミッドレンジが守備を引きつけて3点の機会を生むと語っていた、と紹介するコメントもあった。
このほか、コービーも測ってほしいという要望や、38歳になる目前でも得点で効いているのはすごい、という声もある。批評としては、終盤の接戦での大事なシュートという文脈を足してほしい、という指摘があった。
巷の声
- 「新しいNBAのスタッツが出たぞ、起きろ、というノリのコメント。」
- 「サッカーではチャンスを作る力の方が大事とされるが、バスケは毎回シュートで終わる。それでもNBAでシュートを決める力が重視されるのはなぜか、と投稿者に尋ねる人がいた。」
- 「デュラントは、ミッドレンジを決めるだけでなく、それで守備が崩れて3点シュートの機会が開くと語っていた。PGと有能なコーチがいれば、ロケッツはもっと伸びるはず、という指摘。」
- 「難しいシュートの名手が、易しいシュートを探さずに難しいのを打ち続けるのが問題だ、という一言。」
- 「この手の選手の価値は終盤の接戦での大事なシュートにあるので、クラッチ時間の文脈を足してほしい、という注文も出た。」
難しいシュートを決める力は、易しいシュートを探す判断の代わりになるのか。スレの問いは、名手が難しいのを打ち続ける問題を突いた一言に集約されている。
用語・人名メモ
- xPTS — シュートの位置・種類・状況・ディフェンダーの距離から、1本ごとの期待得点を出す指標。実際の得点との差で、決める力を測れる。
- RAPM — 選手がコートにいる時と、いない時のチームの成績差を、他の選手の影響を統計的に切り分けて出す指標。
- ミッドレンジ — 3点ラインの内側で、ゴールから離れた位置から打つシュート。近年は効率が悪いとされがち。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)