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移籍・契約情報を世界最速で報じることで知られる記者シャムズ・シャラニアによると、前王者デンバー・ナゲッツが控えの若手ジョーンズへの他球団オファーシートにマッチし、贅沢税が一気に膨らんで最も罰則が重い区分に入ることが確実になったと報じられた。エース級センター、ニコラ・ヨキッチの去就をめぐる不安と重なり、現地ファンの間では静かなざわつきが広がっている。
ジョーンズは他球団から契約オファーを受けた制限付きフリーエージェント(FA)で、元のチームであるナゲッツには同条件でマッチして引き止める権利がある。今回ナゲッツがこの権利を行使したことで、チームの贅沢税(総年俸が上限を超えた分に課される罰金)は3200万ドル(約48億円)増え、現行の3600万ドル(約54億円)から6800万ドル(約102億円)規模に膨らむと報じられた。さらに贅沢税の中でも罰則が最も重い「セカンドエイプロン」区分に入るとみられ、トレードでの選手獲得や契約延長に強い制限がかかる状態になる。シーズン中にトレードで別の選手を放出し、コストを抑える動きも取り得るという。
現地ファンの間で不安が広がっている背景には、チームの絶対的エース、ニコラ・ヨキッチ(2年連続でMVP級の評価を受けるセンター)の去就問題がある。ヨキッチは直近の契約延長オファーを一度見送っており、その理由について「延長を待った方が受け取れる金額と契約年数を最大化できるから」と説明しつつ、「それでもナゲッツで現役生活を終えるつもりだ」と改めて表明したとされる。ただ延長を見送ったことで、来年以降ヨキッチは「スーパーマックス」契約(一定条件を満たす選手だけが結べる、5年総額3億6000万ドル=約540億円という最高額・最長年数の契約)を結ぶ資格を得ることになり、より条件の良い契約を待っている可能性がある、との見方もファンの間で出ている。
今回の贅沢税増加とヨキッチの契約状況は直接の因果関係があるわけではないが、「優勝を狙える戦力を保つために出費がかさむ一方、看板選手の将来も不透明」という二重の不安として受け止められている。ライバル候補として名前が挙がるオクラホマシティ・サンダー(近年若手中心で急成長している西地区の強豪)との力関係を心配する声もあれば、そもそも自チームがプレイオフ争いの下位争い(プレイイン)脱落を心配すべき立場だと冷静に指摘する声も出ており、ファン層でも温度差が見られる。
巷の声
- 「ヨキッチと過ごせるはずだった残りの黄金期が、ここで終わった感じがする」
- 「優勝の窓がこんなに早く閉じかけるのは寂しいものだ」
- 「進むも地獄、退くも地獄という状況だが、せめてオーナーが本気を見せてくれているのは救いだ」
- 「今回のマッチが決定打というより、そもそも金より実力を取る方針は前から変わっていなかったはずだ」
- 「サンダーを心配する前に、自分たちがプレイイン落ちしないか心配した方がいいのでは」
用語・人名メモ
- シャムズ・シャラニア — 移籍や契約の情報をいち早く報じることで知られるNBA記者。
- ナゲッツ — コロラド州デンバーを本拠地とするチームで、近年優勝経験もある強豪。
- 贅沢税 — チームの総年俸がリーグの上限額を超えた場合に課される罰金制度。
- セカンドエイプロン — 贅沢税の中でもさらに上のライン。超えるとトレードや契約の自由度が大きく制限される。
- ニコラ・ヨキッチ — ナゲッツのエースセンターで、近年MVP級の評価を受け続けている司令塔型ビッグマン。
- スーパーマックス契約 — 一定の実績を積んだ選手だけが結べる、最高額・最長年数の特別契約。
ヨキッチが今後どのタイミングで去就を明言するか、そしてナゲッツが贅沢税負担を抑えるトレードに動くかが今後の焦点になる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)