移籍・契約

ナゲッツの来季、贅沢税が膨らむ試算にファンが頭を抱える

現地報道

デンバーのナゲッツについて、スペンサー・ジョーンズを引き留め、ペイトン・ワトソンとも契約した場合の来季の支払いを試算した投稿がr/nbaで話題になった。現地ファンの間では悲観と「その前提は疑わしい」という声が入り交じっている。

投稿者のマークスは、ナゲッツがジョーンズ (フォワード) に他球団から出たオファーシートにマッチし、ワトソン (ガード) と2300万ドル (約34.5億円) で契約したと仮定して、2026-27年の支出を試算した。選手への年俸総額は2億4600万ドル (約369億円)、これに課される贅沢税は2億3100万ドル (約346.5億円)、合計は4億7700万ドル (約715.5億円) になるという。投稿によると、デンバーが2002-03年以降に払った贅沢税の累計は5300万ドル (約79.5億円) である。

反応の中心は、ニコラ・ヨキッチ (センター) を擁しながら身動きが取れない状況への嘆きだ。昨オフはヨキッチにとって最も層の厚いチームと言われていたのに、今は柔軟性がさらに乏しいと振り返る声がある。動かすべき契約としては、マレーの5000万ドル (約75億円) の契約や、キャメロン・ジョンソン、クリスチャン・ブラウンの名前が挙がった。一方で、誰かを放出すれば全盛期を無駄にすると言われ、全員を残しても戦力が足りないという袋小路を指摘するコメントもある。

試算そのものを疑う声もある。ワトソンが契約1年目に2300万ドルを受け取るとは考えにくく、全部が無意味な焦りだという指摘だ。ベンチについては、ハーダウェイは去り、ブルース・ブラウンはFAだとして、ジョーンズもワトソンも失えば誰が残るのかと心配するファンもいる。また、ナゲッツのサブレディットは全員を問題なく払えると考えているようだ、と皮肉る書き込みも見られた。

巷の声

  • 「昨オフはナゲッツが持ち直して見えたし、ヨキッチにとって一番層が厚いチームだと言われていたのに。今は昨季より悪く、身動きもさらに取れない。」
  • 「誰かを放出すれば「ヨキッチの全盛期を無駄にしている」と言われ、全員残してもロスターの力が足りない。競争力のあるチームを作る道がそもそもない。」
  • 「バックスと全く同じ筋書きだ。最後のとどめになるのは、ミドルトンとクーズマの交換トレードなのだろう。」
  • 「ワトソンが1年目から2300万ドルをもらうとは思えない。この試算は全部、無意味な焦りだ。」
  • 「第2エプロンはおかしい。自分たちがドラフトした選手なのだから、計上は8割にするとか、按分にすべきだ。」

この試算がどこまで現実になるかは、前提になっているワトソンの契約額が実際にどこへ落ち着くかにかかっている。

用語・人名メモ

  • オファーシート — 他チームが、契約が切れた選手 (制限付きFA) に出す正式な契約提示。元のチームは同じ条件を受け入れる (マッチする) ことで、選手を引き留められる。
  • 贅沢税 — チームの総年俸が一定のラインを超えた分に課される罰金。超えるほど負担が大きくなる。
  • 第 2 エプロン — 贅沢税のラインよりさらに上に設けられた年俸の基準。これを超えるチームは、トレードや補強に厳しい制限を受ける。
  • スペンサー・ジョーンズ — ファクトシート上はフォワード。今回の試算では、オファーシートにマッチして引き留めるかどうかが前提になっている選手。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)