移籍・契約

76ers、2巡目指名C退団も KCP加入の布石か

現地報道

参考動画

移籍・契約市場の通好みの小ネタ。フィラデルフィア・76ers (エンビードやレブロン・ジェームズを擁するチーム) が若手ビッグマンのトレード先を探しているが、見つからなければ契約解除も辞さない構えだと報じられた。派手な移籍ではなく、ロースター枠の帳尻合わせの話。

NBAインサイダー記者のシャムズ・シャラニア (移籍情報を世界最速で報じることで知られる記者) によると、76ersはジョニー・ブルーム (2024年ドラフト2巡目全体35位指名のセンター) のトレード先を探しており、見つからなければ「ウェイブ&ストレッチ」に踏み切る可能性があるという。ウェイブは選手との契約を解除すること、ストレッチはその際に発生する違約金を本来1年分のところ複数年に分割して計上できる措置で、チームの年俸総額の負担を軽くできる。

この動きの狙いは、ベテランガードのケンタビアス・コールドウェル-ポープ (KCP、優勝経験もある堅実な3&Dガード) との契約にあるとみられる。KCPは現在別球団を解雇された直後で、他球団が無条件で獲得できる「ウェイバー」という公示期間中。この期間が明ける明日までに76ersはロースター枠を整理し、KCPとサインする余地を作る時間があるという。

現地ファンの反応で目立ったのは、同じく76ers在籍のアスレチックなフォワード、ジャバリ・ウォーカー (リバウンドに定評のある控え選手) との比較。「切られるのがブルームで、ウォーカーが残るなら大歓迎」という声が多く、ブルームはNBA合同トライアウト (コンバイン、ドラフト前に行われる能力測定会) での垂直跳びが23インチ (低身長選手でも平均以下とされる数値) と振るわなかった点も蒸し返されている。

一方で「2巡目35位という指名順位でわずか1年で解雇されるのは相当な外れ指名だった証拠」という批判に対し、「エンビードやレブロン・ジェームズら実績十分な選手を積み増した結果ロースター枠が足りなくなっただけで、ブルーム個人の評価の低さとは別問題」という反論も出ており、単純な「ハズレ指名論」では片付かない議論になっている。

巷の声

  • 「アスレチックなフォワードとバスケIQに難ありなセンター、どっちを切りたい?って話だよな」
  • 「ウォーカーは運動能力もリバウンドも良い。ブルームはダメダメでコンバインの垂直跳びも23インチだったし」
  • 「ウォーカーを手放すくらいなら真っ先にトレードで欲しがるチームがあるレベルだと思う」
  • 「ブルームの指名自体がしょぼかった…とはいえ2巡目のピックなんてだいたいそんなもんだけどな」
  • 「1年でウェイブ&ストレッチされる35位指名なんてそうそういない、それが違いだろ」

用語・人名メモ

  • ジョニー・ブルーム — 2024年ドラフト2巡目全体35位で76ersが指名したセンター。まだ本領を発揮できていない
  • ウェイブ&ストレッチ — 選手との契約を解除(ウェイブ)しつつ、発生する違約金を複数年に分割して計上できる措置。チームの年俸負担を軽くできる
  • ケンタビアス・コールドウェル-ポープ (KCP) — 優勝経験もあるベテランの3&Dガード。守備と3ポイントが持ち味
  • ウェイバー — 選手が解雇された後、一定期間だけ他球団が無条件で獲得できる公示期間
  • 76ers — フィラデルフィアのチーム。エンビードやレブロン・ジェームズら実績十分な選手を擁する
  • ジャバリ・ウォーカー — 76ers在籍のアスレチックなフォワード。リバウンドに定評のある控え選手

KCPとの正式契約とブルームの去就がいつ発表されるかが当面の焦点になる。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)