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NBA屈指のベテランポイントガード、クリス・ポール(CP3)が、口座残高151ドルしかなかった頃に初めてのNBA給料を手にした時の話を明かした。派手なニュースではないが、彼の人柄がにじむエピソードとして現地ファンの間で静かに盛り上がっている。
クリス・ポールはパスとゲームメイク能力で評価される、20年近くトップレベルで活躍してきたベテランのポイントガード。愛称は「CP3」。今回明かしたのは、NBA選手になったばかりの頃、銀行口座に151ドル(当時のレートで約2万円強)しか残っていなかった状態から、初めての本格的な給料を受け取った時のエピソードだ。妻をモールに連れて行き「欲しいものを何でも買っていい」と伝え、その後アメリカの大手カジュアルレストランチェーン「TGIフライデーズ」に行った。それまでは夫婦でも会計を別々にしていたが、この時初めて一つの会計でまとめて支払い、以降ずっとそうしているという。
151ドルという数字は、ほぼ無一文に近い水準。プロ契約を結ぶ直前まで、家計にそこまで余裕がなかったことを示すエピソードとして受け止められている。
現地の反応は、この心温まる話そのものよりも、ポールのキャリア終盤への評価に集まった。彼は長年ロサンゼルス・クリッパーズ(同都市のレイカーズの陰に隠れがちだったが、ポール在籍時に強豪化したチーム)の顔だったが、最終年の去り方を巡ってファンの意見は割れている。「クリッパーズという組織自体がダメ」「彼がロッカールームをかき回さなくなった途端にチームが快進撃した、彼にはもう価値がなかっただけ」といった声から、「NBAに忠誠心なんて存在しない、あるのはビジネス判断だけ」という業界全体への皮肉まで、話題は自然と選手のキャリアと球団経営のシビアさへと広がった。
巷の声
- 「NBAで『選手はチームに忠誠心を持つべき』みたいな話が出るたび、ポールを例に挙げるべきだと思う。結局リーグにあるのはビジネス判断だけで、忠誠心なんて存在しない」
- 「昔のチームは忠誠に応えてくれたけど、今は全部数字だけで判断される」
- 「クリッパーズは昔からダメな組織。今更驚かない」
- 「彼がロッカールームをかき回さなくなった途端にクリッパーズは快進撃した。もう彼に価値が無かっただけだと思う。歴代トップクラスの選手だとは思うけど、去り際について不当な扱いを受けたとは正直思わない。長く居過ぎたのは本人も自覚してるはず」
- 「金の話をしてもここまで嫌味に聞こえない言い方ができるのはさすが」
用語・人名メモ
- クリス・ポール(CP3) — NBA屈指のパス能力とゲームメイクで知られるベテランのポイントガード。愛称のCP3は本人のミドルネームの頭文字に由来する
- ロサンゼルス・クリッパーズ — 同都市のレイカーズの陰に隠れがちだった球団だが、ポール在籍時に強豪チームへと変貌した。今回の反応では彼の退団を巡る評価が割れている
- TGIフライデーズ — アメリカ発の大手カジュアルダイニングチェーン。日本にも一時展開していた
- separate checks(別会計) — アメリカでは夫婦や友人同士でも食事代を別々に精算する文化が一般的で、一つの会計にまとめることが経済的余裕の象徴として語られることがある
移籍・引退が絡む話題になると毎回、ポールのキャリアの締めくくり方についてファンの評価が割れる構図が続いている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)