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ブレイザーズ球団幹部、地元の移転条件案を酷評 移転論再燃

現地報道

NBAのポートランド・トレイルブレイザーズ(オレゴン州ポートランドを本拠地とするチーム)の球団幹部が、地元自治体側が示した優遇条件案(term sheet)を酷評し、「向こうがうちを望まないなら、それはそれでいい」と突き放したと現地記者オラム氏が報じた。移転をちらつかせる強気の発言に、ただの一報というより地元ファンの間で不安と怒りが広がっている話題として受け止められている。

トレイルブレイザーズは近年オーナーが交代し、コスト削減路線が続いていると指摘されている。前オーナーの故ポール・アレン氏の遺産を管理していたジョディ・アレン氏(遺産管財人、受託者責任=資産管理者が受益者の利益を最優先すべき法的義務を負う立場)が球団を売却した際の売却先が、現オーナーだとされる。地元との縁が薄い人物に売却が決まった経緯自体が、今回の対立の火種として語られている。

報道によれば、球団幹部は「移転しても損はしない。むしろ移転すれば球団の評価額が倍になるなら、10億ドル(約1500億円)の移転金を払ってでも動く価値がある」という趣旨の発言をしたとされる。まだ正式な移転決定ではないが、交渉が決裂気味であることを匂わせる発言として現地では波紋が広がっている。

移転先候補としてはシアトル(すでにNBA復帰待望論がある大都市)やラスベガス(NHL・NFLの新興フランチャイズ拠点として近年急成長)、ナッシュビルなどの名前がファンの間で挙がっている。ただしダラス・スパーズ・ロケッツ・マジックなど近隣球団の商圏と被る候補地は現実的ではないという見方もある。

巷の声

  • 「ファンの情熱を人質にして自治体を脅すようなやり方、正直気分が悪い」
  • 「そもそも地元と縁もゆかりもない今のオーナーに球団を売らせた、遺産管財人とコミッショナーの判断が元凶だと思う」
  • 「受託者責任があるのは分かる。でもファンへの配慮はゼロなんだよな。グリーンベイみたいに地域所有にすべきなのに、個人が小国の予算級の金額で買い占められる今の仕組みがそもそもいかれてる」
  • 「評価額が倍になるなら移転金10億ドル払ってもお釣りが来るって、もう建前すら投げ捨てたな。これは金儲けが全てで、ポートランドを出て行く話でしかない」
  • 「コストカットの兆候は前からあったけど、ここまで急に事態が進むとは思わなかった」

用語・人名メモ

  • トレイルブレイザーズ — オレゴン州ポートランドを本拠地とするNBAチーム。近年オーナー交代とコスト削減路線が話題になっている
  • term sheet — 自治体と球団の間で交わす、移転や施設整備の優遇条件をまとめた合意書の草案
  • ジョディ・アレン — 前オーナーだった故ポール・アレン氏の妹。遺産の管財人として球団売却の実務を担った人物
  • 受託者責任(fiduciary duty) — 資産の管理者が、その資産の受益者の利益を最優先しなければならないという法的義務
  • 移転金 — 球団が本拠地を移す際にリーグや関係者に支払う費用。額が大きいほど移転のハードルも上がる

正式な移転表明には至っていないが、シアトルやラスベガスなど移転先候補の名前も具体的に挙がり始めており、交渉の行方が注目される。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)