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ジャズだけがファイナルに届かない妙な記録

Redditで話題

2016年以降、5人以上の別々のオールスター選手を輩出したNBAのチームは10チームあるが、その中でただ一つファイナル未進出なのがユタ・ジャズだという統計がredditで話題になり、地味に盛り上がっている。オールスター(年に一度のNBA選抜スター戦)の常連選手を何人も抱えながら、なぜか大舞台には縁がないというジャズの立ち位置を、現地ファンが半分自虐、半分期待を込めて語り合っているスレッドだ。

ジャズはソルトレイクシティを本拠地とする、派手さより堅実さで知られるチーム。2016年以降だけでもゴードン・ヘイワード(元スター、後にセルティックス移籍)やドノバン・ミッチェル(得点力の高いガードで、後にキャバリアーズへ移籍)、ルディ・ゴベア(ディフェンスの要として知られたセンター)など、オールスターに選ばれた選手を5人以上輩出してきた。しかし優勝を争うファイナルの舞台には一度も立てていない。同じ条件(2016年以降5人以上のオールスター輩出)を満たす他の9チームは全てファイナル経験があるため、ジャズだけが取り残された形になっている。

現地ファンの反応で目立つのは「良いチームではあるが、プレーオフで結果を出せないチーム」という自己評価だ。ヘイワードとミッチェルという2人のスター選手を同時に擁した黄金期もあったが、優勝争いには届かなかった。コメントの一つは「2人のレジェンド級選手と殿堂入りコーチを20年抱えてようやくファイナルに行けたチームもある」と、遠回しにジャズの伸び悩みを皮肉っている。

話題はそこから脱線し、2019年にNBAを制したトロント・ラプターズ(カナダ唯一のNBAチーム)の再評価に移った。当時優勝したラプターズはカワイ・レナード(当時の看板選手で、後に去った)擁する一発屋のように語られがちだったが、ファンは「実は控えにも将来のオールスター級選手を抱えた、パリティ時代(戦力均衡が進んだ近年のNBA)随一の分厚いロースターだった」と再評価している。ジャズの現状と対比する形で、優勝には選手層の厚みが物を言うという話に着地している。

巷の声

  • 「この記録もそう長くは持たないだろうな、今シーズンあたり崩れそう」
  • 「今シーズン中にも記録が塗り替わってもおかしくない、下手したらオールスター輩出数が7人まで伸びるかもね」
  • 「なんで無理と思う?主力の一人が一皮むけて、ラウリ・マルカネンが好調だった頃の調子を取り戻せば十分あり得る」
  • 「ジャズって昔からそう、良いチームではあるんだけどプレーオフだと何もできずに終わる。歴代級の選手を2人と殿堂入りコーチを20年抱えてようやくファイナルに届いたレベル」
  • 「2019年のラプターズが『過大評価』扱いされてるのは納得いかない。控えメンバーの層まで含めたら歴代優勝チームの中でも屈指の分厚さだったと今でも思う」

用語・人名メモ

  • ジャズ — ソルトレイクシティ拠点のチーム。派手さはないが安定した強さで知られ、近年はスター選手を何人も輩出しつつ優勝争いには届いていない
  • オールスター — NBAが毎年開催するファン投票主体の選抜スター戦。選出されること自体がその年の実力の証とされる
  • NBAファイナル — リーグ優勝を決める最終決戦シリーズ。ここに進出できるかどうかがチームの成功の目安になる
  • ドノバン・ミッチェル — 元ジャズの得点力の高いガード。後にクリーブランド・キャバリアーズへ移籍した
  • カワイ・レナード — 2019年にラプターズを優勝に導いた元看板選手。守備力と勝負強さで知られ、その後クリッパーズへ移籍した
  • 2019年ラプターズ — カナダ唯一のNBAチーム、トロント・ラプターズがカワイ・レナード擁して初優勝した年のチーム。当時は一発屋扱いされがちだったが、控え選手の層も厚かったと近年再評価されている

ラウリ・マルカネンらの復調次第では今シーズン中にもオールスター輩出数がさらに増える可能性があり、ジャズの「量産するが決勝には届かない」という不名誉な記録がどう転ぶかが注目される。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)