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同僚2人が同時にMVPトップ3、史上たった1度だけ

Redditで話題

「同じチームから2人が同シーズンのMVP投票でトップ3入りしたのは、NBA史上1回しかない」という指摘に、現地ファンが「なぜそんなに起きにくいのか」で盛り上がっている通好みの議論スレ。

スレ主の指摘はシンプルで、シャキール・オニール(シャック、2000年代前半レイカーズの中心センター)とコービー・ブライアント(同じくレイカーズのガード)のような「同僚同士のMVP級コンビ」は歴代いくつもあったのに、実際に2人揃って投票トップ3に入ったシーズンは1度しかない、というもの。反応の多くは「タレントの問題ではない」という点で一致している。1試合の攻撃機会(ポゼッション)は限られているため、同じチームの2人が同時に高い個人成績を積み上げるのは構造的に難しい、という指摘だ。

投票制度そのものの偏りを指摘する声も多い。MVPは単なる個人成績ではなく「そのチームで一番の選手は誰か」という物語込みで選ばれがちで、2人がほぼ互角だと票が割れて共倒れになりやすいという。さらに「どちらか1人抜いてもチームはまだ強い」という見方をされると、両方の評価が下がるという皮肉な力学もあるらしい。ステフィン・カリーとケビン・デュラント(2010年代後半ウォリアーズの黄金期コンビ)、ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルック(ロケッツで一時共存した高得点コンビ)、スティーブ・ナッシュとダーク・ノビツキー(マーベリックスの長年の主軸)などが「MVP級2人組」の例として挙がっているが、いずれも同時トップ3入りはしていない。

唯一の該当シーズンは1972年とされ、当時はチーム数が17(現在は30)しかなく、ライバルリーグに選手を引き抜かれてもいた時代背景も指摘されている。プレーオフの活躍も含めて緩く数えれば、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス(2020年優勝時のレイカーズ)、カリーとデュラント(2017年)、レブロンとドウェイン・ウェイド(2011年マイアミ・ヒート)なども候補に挙がり、議論はまだ続いている。

巷の声

  • 「才能がボトルネックなんじゃない。同じチームにMVP級が2人いるのは実はそこまで珍しくない。問題はポゼッションの奪い合いで、2人同時に統計を積み上げるのがほぼ不可能ってこと」
  • 「大事なのは、今は他29チームのエースと比較されるってこと。1972年はチームが17しかなかったから、比較対象は15チームちょっとで済んだ」
  • 「投票は成績だけじゃなくて、チームの中で誰が一番かって話でもある。もう1人がそこそこ票を取れる働きをしてると、2人でお互いの票を食い合って共倒れになりがち」
  • 「『どっちか抜いてもこのチーム強いよね』って見方をされると、それだけでMVP評価が下がる方向に働く。今年で言えばテイタムとユーゴ・ゴンザレスがそのパターンになりそう」
  • 「プレーオフまで込みで“シーズン”とみなすなら、2020年レブロン&AD、2017年カリー&デュラント、2011年レブロン&ウェイドあたりも該当しそうだけどね」

用語・人名メモ

  • MVP投票 — そのシーズン最も価値のあった選手を、記者や放送関係者の投票で決めるNBAの年間表彰制度
  • シャック&コービー — 2000年代前半にレイカーズを3連覇に導いたシャキール・オニールとコービー・ブライアントの黄金コンビ
  • カリー&デュラント — 2010年代後半のウォリアーズで共存し、2度の優勝を果たしたステフィン・カリーとケビン・デュラント
  • ハーデン&ウェストブルック — 一時ロケッツで共にプレーした高得点タイプのガード2人
  • ナッシュ&ノビツキー — マーベリックスで長年主軸を組んだポイントガードとパワーフォワード
  • レブロン&ウェイド — 2010年代前半、マイアミ・ヒートの「ビッグ3」時代を支えた2人

今シーズンも同僚同士が票を食い合うのか、それとも歴代2例目が生まれるのか、投票結果が出るまで現地の考察は続きそうだ。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)