NBAの元コミッショナー、デイビッド・スターンの「ブーイングはアメリカ流の敬意の表現だ」という発言がr/nbaで話題になった。笑い話から始まったスレは、いつのまにか現コミッショナーのアダム・シルバーとの比較論に流れている。
話題になったのは、スターンが海外の観客向けに説明しなければならなかったという一言だ。ブーイングは否定的な反応だが、アメリカのスポーツ会場ではそうとも限らない、という皮肉まじりの冗談として受け取られている。コメント欄では、頭の回転が速く、ユーモアのある人物だったという評価が出た。ブーイングを浴びる姿を楽しんでいたように見える、という声も複数あった。
盛り上がりの中心は、スターンとシルバーの比較だ。スターンには人間味があったが、シルバーは企業広報色が強すぎて、コミッショナーの戯画のようだと感じるファンがいる。利益優先の姿勢がNBAを茶化していると批判する声もあった。
一方で、この懐古にはっきり水を差すコメントもある。スターンに戻ってきてほしいと言う人は記憶が都合よく抜けているだけで、当人も冷酷で権力欲が強かったという主張だ。シルバーと同じようにギャンブル関連の提携でリーグを収益化する機会を逃さなかっただろう、と書かれている。
脱線として、欧州の国際ホッケー大会では口笛がブーイングにあたり、誤審のあとに客席から降ってくる、という体験談も出た。ブーイングの作法は国や競技で違う、というスレタイの話に戻ってくる小ネタになっている。
巷の声
- 「スターンは面白くて、とにかく頭の回転が速かった」
- 「欠点はあっても、スターンには人間味があった。シルバーは広報に染まりすぎて、コミッショナーの戯画みたいだ」
- 「注目されるのが好きすぎて、自分でブーイングを長引かせていた」
- 「スターン復活を望む人は記憶が都合よく抜けている。あの人も冷酷で権力欲が強かったし、シルバーと同じくギャンブル提携に飛びついただろう」
- 「欧州の国際ホッケーでは口笛がブーイング扱いで、誤審のあとに客席から降ってくるのが面白い」
ブーイングを敬意と言い切った男の一言が、結局はいまのリーグへの愛憎を語るきっかけになった。
用語・人名メモ
- コミッショナー — リーグの運営を統括する最高責任者。ルール、放映権、他チームとの調整などを担う。
- デイビッド・スターン — NBAのコミッショナーを務めた人物。スレでは現在のアダム・シルバーと比較される存在になっている。
- アダム・シルバー — コメント欄では現在のコミッショナーとして語られている。企業広報色が強いという批判が出た。
- ギャンブル提携 — スポーツ賭博の事業者とリーグが結ぶ提携。コメントでは、リーグの収益化を進める例として名前が挙がった。
- ブーイング — 観客が不満を声で示す行為。スレタイでは、これをアメリカ流の敬意と言い換えるひねりが笑いどころになっている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)