NYで開催されたファン向けイベント「ファナティクス・フェスト」に登場したビクター・ウェンバンヤマ (サンアントニオ・スパーズの次世代エース、フランス出身の長身センター) が、ニックス (ニューヨークの人気チーム) のファンから盛大なブーイングを浴びた。試合中の話ではなく、あくまでファンイベントでの一コマだが、現地では「なぜここまで嫌われるのか」がちょっとした話題になっている。
ファナティクス・フェストはサイン会や写真撮影ができる大型ファンイベントで、対戦相手チームの選手が来場することも珍しくない。ニックスファンが他チームのスター選手に野次を飛ばすこと自体はよくある光景だが、今回話題になっているのはブーイングの「質」だ。
現地の反応によると、トレイ・ヤング (アトランタ・ホークスのスター、過去にプレーオフでニックスを苦しめた選手) へのブーイングは半ば「やられた相手への敬意」の裏返しとして受け止められているのに対し、ウェンバンヤマへのブーイングは単純に「気に食わない」という空気らしい。過去にニックスがプレーオフで敗退した相手をおどけて振り返る自虐ネタの流れで、彼の名前も持ち出されている。
ちなみに反応の中には、ウェンバンヤマがニューヨークのワシントンスクエア公園 (ストリートチェスの名所として知られる公園) でチェス対決をして負けたのでは、という冗談も出ており、単なる敵意というより現地ならではのイジりの延長という空気も見て取れる。
一方で目立ったのが、ブーイングしながら同時にハイタッチや自撮りを求めるファンへの皮肉だ。「嫌いなら嫌い切れ」という声が多く上がっており、ブーイング自体よりもこの矛盾した振る舞いのほうが議論を呼んでいる。
巷の声
- 「ブーイングしながら手を出してハイタッチ待ってるの草」
- 「嫌うなら嫌い切れよ、写真だけは撮りたいってダサすぎる」
- 「少なくとも今回は卵は投げられなかったな」
- 「トレイへのブーイングは敬意、ウェンビへのはガチの嫌悪。ニックスは本当に彼が苦手らしい」
- 「ブーイングしてる本人がスマホで動画撮ってるの、令和で一番頭悪い行動だと思う」
用語・人名メモ
- ビクター・ウェンバンヤマ — サンアントニオ・スパーズ所属、身長224cmのフランス人センター。2023年ドラフト全体1位で入団した次世代の顔と目されるスーパースター
- ニックス — ニューヨークを本拠地とする人気球団。熱狂的で辛口なファンが多いことで知られる
- ファナティクス・フェスト — 選手のサイン会や写真撮影ができるNY開催の大型ファンイベント。試合ではなくオフコートの催し
- トレイ・ヤング — アトランタ・ホークスのスター選手。過去のプレーオフでニックスを苦しめたことがある
- ワシントンスクエア公園 — ニューヨークにある公園で、ストリートチェスの名所として有名
本拠地スパーズ戦以外でも、ニックス相手にウェンバンヤマがどんな迎えられ方をするか、今後も注目材料になりそうだ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)