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ニューヨーク・ニックス(NBA屈指の名門だが近年は中堅どころのチーム)が控えセンターに争奪の触手を伸ばした一報。リーグ全体が沸く話ではなく、オフシーズンのロースター整理をめぐる通好みの小ネタ。
移籍情報を専門に発信する記者ジェイク・フィッシャーによると、ニックスがダラス・マーベリックス(テキサスの強豪チーム)所属のセンター、ムーサ・シセに2年契約のオファーシートを提示したという。シセは現在restricted free agent(制限付きFA)という立場で、他球団と契約合意しても元のチームが同条件を提示すれば引き止められる権利(マッチ権)を持つ。ダラスは月曜までにこのオファーシートと同条件を提示するかどうかの判断を迫られている。
反応を見る限り、シセは「ロブキャッチが上手く、運動能力が高く、体格を活かしたショットブロッカー」として評価が高い控え選手。しかも今回の契約は1年目が一部保証、2年目は非保証という、球団側にとってリスクの小さい内容だという指摘が出ている。つまりダラスにとっては「今マッチして引き止めても、後で構想外なら簡単に手放せる」安い保険のような契約で、多くのファンが「マッチしない理由がない」と見ている。
マッチした後にサイン&トレード(選手を再契約させたうえで別球団に放出する取引)に発展するのではという見方も出ている。反応の中では、別球団が制限付きFAのオファーシートにマッチした場合に一定期間トレードが制限される制度があるのではという話も出たが、それは記憶違いで今回は当てはまらないと本人が訂正している。ダラスのロースターは既に15人契約+two-way契約3人と埋まっており、誰かを解雇して枠を空ける必要が出るかもしれない、という現実的な悩みも語られている。
巷の声
- 「最低保障みたいなもんでしょ、これマッチしない理由ある?」
- 「うちのロースターもう埋まってるけど大丈夫なのか」
- 「トレーニングキャンプまでは21人くらい持てたはず、誰か解雇してでもマッチすべき」
- 「マッチした後にサイン&トレードって流れになりそう」
- 「シセはロブの的として最高だし運動能力もある、うちが獲りたかったくらい」
用語・人名メモ
- restricted free agent(制限付きFA) — 他球団と契約合意しても、元の所属チームが同条件を提示すれば引き止められる権利を持つ自由契約選手のこと
- offer sheet(オファーシート) — 制限付きFAの選手に対して他球団が提示する契約書。元の球団はこれと同条件を出せば選手を引き止められる
- マッチ(matching rights) — 元の球団がオファーシートと同じ条件を提示して選手を引き止める権利
- sign-and-trade(サイン&トレード) — 選手を一度再契約させたうえで、その契約ごと別の球団にトレードする手法
- two-way契約 — NBAと下部リーグを行き来する育成枠の契約。通常のロースター枠とは別にカウントされる
- ジェイク・フィッシャー — 移籍・契約情報の速報を専門に発信する記者
月曜の期限までにダラスがマッチするかどうかで、シセの来シーズンの所属先が決まる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)