ホークス (アトランタ本拠のNBAチーム) がホームゲームをアンテナの届く範囲なら誰でも無料で見られる地上波放送にすると表明した。ケーブルTV離れが進む中での動きに、現地ファンの間で賛否が盛り上がっている。
NBAの各試合は基本的に有料のケーブルTVやストリーミングサービス経由でしか見られないのが今の主流だが、ホークスは自チームのホームゲームを地上波アンテナで誰でも無料視聴できるようにすると発表した。実は20年以上前はどの球団もこの形が当たり前だったが、ケーブルTVが放映権料の主な収入源になるにつれ、各球団は有料チャンネルへ移行していった経緯がある。
スレの反応では、バックス (ミルウォーキー本拠) やピストンズ (デトロイト本拠) もすでに無料放送に踏み切っているとの声があり、バックスは「今シーズン数年ぶりに」無料化したという指摘もあった。ブレイザーズ (ポートランド本拠) も2年ほど前に同様の取り組みを行い、アンテナを持っていない人には無料で配布までしたという。ただし現状こうした無料放送に踏み切っている球団はリーグ全体からすればごく一部にとどまる、という冷めた見方も出ている。
一方で話題になったのが「税金で建てたアリーナを使っている球団は、地元住民に無料で見せる義務があるのでは」という意見。NBAのアリーナ建設には自治体の補助金が投じられるケースが多く、その恩恵を受けている球団ほど無料放送に消極的なのは筋が通らない、という主張だ。これに対し「全てのアリーナが税金で建てられたわけではない」という反論も出ており、球団ごとの財源事情が絡む込み入った話になっている。
さらに皮肉な例として挙がったのがブレイザーズの新オーナーの動き。無料放送を先行していたブレイザーズだが、新オーナーはむしろサブスク限定の配信サービスを始めようとしていると指摘されており、無料放送の流れが必ずしも定着するとは限らない現実も示している。
巷の声
- 「バックスとピストンズもすでに無料放送やってるはず」
- 「バックスは何年かぶりに今シーズンから無料放送に踏み切った」
- 「20年以上前はどこの球団も普通に無料でやってたんだけどな」
- 「税金でスタジアム建てさせといて中身は有料とか、住民は無料で見れて当然だろ」
- 「ブレイザーズは2年前からやってて、アンテナ持ってない人には無料配布までしてた」
用語・人名メモ
- ホークス — アトランタ (ジョージア州) を本拠地とするNBAチーム
- 地上波無料放送 — ケーブル契約なしでもテレビのアンテナが届く範囲なら誰でも視聴できる放送形式。近年のNBAでは珍しい
- バックス — ミルウォーキーを本拠地とするNBAチーム。今シーズンから無料放送を再開したとされる
- ピストンズ — デトロイトを本拠地とするNBAチーム。こちらも無料放送組とされる
- ブレイザーズ — ポートランドを本拠地とするNBAチーム。2年前に無料放送とアンテナ配布を行ったが、新オーナー下ではサブスク配信への転換が噂されている
- ケーブルTV離れ — 視聴者が高額なケーブルTV契約を解約しストリーミングへ移る近年の業界トレンド。放映権ビジネスの前提を揺るがしている
無料放送がリーグ全体の潮流になるのか、それとも一部球団の一時的な取り組みで終わるのか、他球団の追随があるか注目される。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)