ESPNのスポーツ賞ESPYで、ジェイソン・コリンズにアーサー・アッシュ勇気賞が贈られ、r/nbaでは追悼と感謝の声が静かに広がっている。
ESPY賞はESPNが主催するスポーツの表彰イベントで、アーサー・アッシュ勇気賞は勇気ある行動をたたえる賞。今回はプロスポーツにおけるLGBTQ+の可視性に与えた影響が評価され、コリンズが受賞した。壇上には兄のジャロン・コリンズが立ち、弟に代わって受け取った。ジャロンは「示した勇気と、この世界での振る舞いが、まさに彼を先駆者にした」と語っている。
スレのコメントには、コリンズを悼む書き込みが目立つ。がんに触れる声もあり、授賞式が追悼の場としても受け止められているようだ。ESPNの選出を評価し、NBAの追悼は最低限だったと感じたファンもいる。批判を避けるためではないかという推測も出ていた。
コメントにはほかにも具体的な名前が挙がっていた。ティム・ハーダウェイが同性愛をめぐる自身の発言を撤回したことに感謝する投稿は、ジャロンへの礼も添えていた。またドラマのキャプテン・ホルトの名台詞を引く人もいた。「誰かが名乗り出るたび、世界はより良く、より面白い場所になる」という言葉だ。
一方、コメントでは、公表した唯一のNBA選手が引退後にしか名乗り出られなかった点を悲しむ声や、ほかにも名乗り出にくい選手がいるはずだと考える声もあった。祝福のスレではあるが、リーグの現状に目を向ける人も少なくない。
巷の声
- 「「お約束」として、キャプテン・ホルトの名言が引かれた。誰かが名乗り出るたび、世界はより良く、より面白い場所になる、という言葉だ。」
- 「ティム・ハーダウェイが同性愛嫌悪の発言を撤回したことに感謝する声。間違いを認めるには大きな人間でないとできない、と称えていた。ジャロンにも「味方でいてくれてありがとう」と添えている。」
- 「唯一の公表NBA選手が、引退後にしか名乗り出られなかったことが象徴的で悲しい。もっと勇気ある人が増え、それを受け入れる社会になってほしい。」
- 「ESPNが誠実な形で表彰したのが嬉しい。NBAは死を悼む場面でも最低限しか対応せず、すぐ次に移った印象だ。」
- 「統計的にはもっと同性愛者の選手がいてもおかしくない。名乗り出るのが大変なほど偏見が残っている、と考えさせられる。」
賞への拍手と同じくらい、名乗り出ることがもっと楽になる環境を望む声が、スレの後味として残った。
用語・人名メモ
- ESPY賞 — ESPNが毎年開くスポーツの表彰イベント。年間の活躍や功績、話題の人物をたたえる。
- アーサー・アッシュ勇気賞 — ESPY賞の一つで、競技の成績とは別に、勇気ある行動や社会への影響を評価して贈られる。
- LGBTQ+ — レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィアなど、性的少数者を指す総称。
- ティム・ハーダウェイ — スレのコメントで、過去の同性愛をめぐる発言を撤回したと触れられた人物。
- r/nba — 海外掲示板Redditで最大級のNBA専門コミュニティ。ニュースや名場面へのファンの反応が集まる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)