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ケイトリン・クラークの喉に拳を叩き込んだ選手への出場停止処分は、当初WNBAコミッショナーが出すつもりがなかったが、NBAコミッショナーの説得で翻意したと関係者が語った。現地ファンの統治不信がまた噴き出している一報。
米スポーツビジネス専門メディア SBJ (Sports Business Journal) の複数の情報源によると、WNBA (女子NBA) コミッショナーのキャシー・エンゲルバートは、アリッサ・トーマス (コネチカット・サンのベテランフォワード) が試合中にケイトリン・クラーク (インディアナ・フィーバーの人気ルーキー) の喉に拳を叩き込んだ一件について、当初は出場停止処分を科すつもりがなかった。それを翻意させ、処分を出すよう働きかけたのが NBA コミッショナーのアダム・シルバーだったと報じられた。事件から3週間が経ってからの内幕情報であり、まだ確定した公式説明ではない
この報道の背景には、WNBA選手会 (WNBPA) 副会長を務めるナフィーサ・コリアー (MVP級の実力を持つ選手) が、シーズン終了後の会見でコミッショナーへの批判に丸ごと1コーナーを割いたことがある。折しも労使協定 (CBA、選手の待遇や年俸ルールを定める労使間の取り決め) の交渉中で、労働組合の幹部がそのタイミングで公然と批判するのは異例の事態とされ、リーグ運営への不信の根深さを示す出来事として受け止められている
ファンの間ではエンゲルバートの采配そのものへの不満が積み重なっている。過去にはファイナル第5戦で審判の疑わしい判定が勝敗を左右したにもかかわらず対応が遅れたとの指摘もあり、比較対象として名前が挙がるのが皮肉にもアダム・シルバー。ビジネス面での手腕は評価されつつも、「ゲームの良き管理者ではない」という評価が対比として語られている
巷の声
- 「MVP級のコリアーが会見でコミッショナー批判のコーナーを作るくらいだから、相当ひどいということ。ヨキッチ (NBAの至宝的センター) が会見冒頭で『シルバーがダメな理由10選』とか始めたら大事件だろ」
- 「コリアーはWNBPA副会長で、しかもCBA交渉の真っ最中にあの発言。労使交渉で組合幹部が公然とコミッショナーを叩くのは最後の手段レベルの異例対応で、それだけ交渉がこじれている証拠」
- 「前のファイナルでも自由投球の差が25対6という露骨な判定格差があって、終盤の際どい場面でも選手側に有利な判定が続いた。あの試合を思い出すと今回も『またか』としか思えない」
- 「スポーツのコミッショナーというポジションの水準がそもそも低すぎる」
- 「アダム・シルバーをやり手のビジネスマンに見せてしまうくらいには酷い。ビジネスがうまいのと、競技の良き管理者であることは別問題なんだけど」
用語・人名メモ
- WNBA — NBAと同じ北米プロバスケットボール機構が運営する女子リーグ
- キャシー・エンゲルバート — WNBAのコミッショナー。運営手腕への批判がファンの間で根強い
- アダム・シルバー — NBAのコミッショナー。今回はWNBA側の処分判断に働きかけたと報じられた
- ケイトリン・クラーク — インディアナ・フィーバー所属の人気ルーキー。加入以来リーグの注目度を大きく押し上げた選手
- ナフィーサ・コリアー — WNBPA (選手会) 副会長を務めるMVP級選手。会見でコミッショナー批判を展開した
- CBA (労使協定) — リーグと選手会が結ぶ、年俸や待遇のルールを定める労使間の取り決め
労使交渉の行方とコミッショナーの進退論は今後も燻り続けそうで、次の一手が注目される。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)