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直近58回のNBAファイナルで、守備の名手不在の優勝は7回だけ

Redditで話題

守備が優勝を呼ぶという定説を、過去58回のファイナルで数えたスレがr/nbaで伸びている。祭りというより、統計好きが集まる通好みの議論だ。

スレ主の集計では、直近58回のファイナル優勝チームのうち、オールディフェンシブチーム (ADT。守備で優れた選手に贈られる年間表彰) の選手を擁していなかったのは7チームだけだった。挙がったのは1975年ウォリアーズ、1978年ブレッツ、1981年セルティックス、1995年ロケッツ、2006年ヒート、2016年キャバリアーズ、2023年ナゲッツ。

このうち1975年、1995年、2016年、2023年は、準優勝した側にADTの選手がいた。スレタイでは「ADT不在同士のファイナルは4回」とされていたが、スレ主が3回に訂正し、ニコ・ハリソンにお許しを、と冗談を添えている。最上位付近には、守りが優勝を呼ぶというニコ・ハリソンの2025年の言葉を引くコメントも付いた。

反応でまず多いのは、この数字の読み方への注文だ。ADTは勝っているチームの選手に集まりやすいので自己成就的だ、強いチームの選手が賞を取るだけの逆因果だろう、という指摘が並んだ。表彰の資格に新しい制限が入るため、2022年のウォリアーズは該当者なしになるという声もある。ドレイモンド・グリーン (フォワード) は2位チームの最下位票で、出場は46試合だったという。2019年のカワイ・レナード (フォワード) も60試合だったと挙げられた。

もう一つは、名前が挙がった優勝チームにも守備の名手はいたはずだという声だ。2006年のウェイドと1995年のオラジュワンは、別の年にはADTに入っていたという。ウェイドは3回選ばれていると書くコメントもある。ラリー・バードは1981年の直後から3年連続で選ばれるはずだった、という指摘も出た。

巷の声

  • 「守りが優勝を呼ぶ、ニコ・ハリソン、2025年。とだけ貼って去っていく人がいた」
  • 「良い守備者が良い守備を作り、良いチームになるのは筋が通る。ただ、オールNBAと優勝の関係を調べても同じで、賞は勝つチームの選手に集まりがちだから、最初から優勝しやすいチームに偏る」
  • 「今はポジション不問の表彰になって本当に良かった。1995年のオラジュワンが守備の選外だったのは冤罪級」
  • 「レイカーズには厳しい結果に見える、という一言」
  • 「守備は試合の半分。そう考えれば当たり前の話では、という声」

守備が優勝を作るのか、優勝した結果として守備の評価が付くのか。鶏と卵の議論は、スレ主が「4」を「3」に直したところで決着しなかった。

用語・人名メモ

  • オールディフェンシブチーム (ADT) — シーズンの守備面で優れた選手を選ぶ年間表彰。ファーストとセカンドの2チームで、計10人が選ばれる。
  • ファイナル — NBAの優勝を決める最終シリーズ。東西を勝ち上がった2チームが戦い、負けた側が準優勝になる。
  • 逆因果 — 「守備の名手がいるから勝つ」のではなく、「勝つチームの選手だから賞をもらえる」という向きも考えられる、という見方。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)