2024年ドラフトでセルティックスに指名されたアントン・ワトソン (25歳) が、レイカーズの G リーグチームで2025-26シーズンを過ごし、2026年のサマーリーグにも呼ばれた。heavy.com が経緯を伝えた。
heavy.com によると、ワトソンはゴンザガ大学出身で、2024年のドラフト全体54位でセルティックスに指名された。ルーキーシーズンの大半はツーウェイ契約 (NBA と G リーグの両方でプレーできる契約) で過ごしたが、セルティックスで NBA の試合に出ることはなかった。G リーグのメイン・セルティックスでは37試合に出て、平均12.0得点、5.1リバウンド、1.8アシスト、1.0スティール。フィールドゴール成功率は44.1%、3ポイント成功率は31.9%だった。
セルティックスは2025年3月にワトソンをツーウェイ契約から外し (waived)、ワトソンはニックスに加わった。ニックスでは限られた役割で NBA 9試合に出場した。その後たどり着いたのがレイカーズの育成組織で、2025-26シーズンは傘下のサウスベイで50試合に出場し、うち34試合で先発した。平均は11.0得点、4.7リバウンド、2.8アシストで、スティールとブロックの合計は1.4。フィールドゴール成功率は50.2%、3ポイント成功率は33.3% (1試合3.7本)。
2026年のサマーリーグでは、カリフォルニア・クラシックとラスベガスで計7試合に出場し、20.7分の出場で平均7.6得点、2.9リバウンド、2.0アシスト。フィールドゴール成功率は34%だった。カリフォルニア・クラシックのヒート戦 (93-91、2延長でレイカーズが勝利) では12得点10リバウンド2スティールを記録し、フィールドゴールは12本中4本、3ポイントは5本中1本だったが、決勝点となるティップインを決めた。heavy.com は、4番と5番を務められる多才さと運動量が目立ったと伝えている。ルーキーのキャメロン・カーはサマーリーグで「彼の名前にはもっと敬意が払われるべきだ。多くの人が彼にはできないと言っているけど、彼は毎試合コートに出て、何ができるかを見せ続けている」と語った。身長は6フィート8インチ (約203cm) で、heavy.com は伝統的なセンターほどの体格ではないと指摘している。ドラフト前には、土台が広く体が厚くて自然な強さがあり、ポストで得点でき外からも打て、パスもうまいと評価されていたという。
レイカーズはワトソンの G リーグでの復帰権を保持しており、G リーグでどこでプレーさせるかは、その権利を移さない限り球団側が握っている。
用語・人名メモ
- ツーウェイ契約 — NBA と G リーグの両方でプレーできる契約で、ワトソンはルーキーシーズンの大半をこの形で過ごした。
- G リーグ — NBA の下部にあたる育成リーグで、各球団が傘下チームを持ち、レイカーズの傘下チームがサウスベイ、セルティックスの傘下チームがメイン・セルティックス。
- サマーリーグ — NBA のシーズン前の夏に開かれる非公式の大会で、若手や契約を目指す選手がプレーする。
- ドラフト54位 — NBA のドラフトは2巡で計60人が指名され、54位は2巡目にあたる。
出典: heavy.com