元NBA選手のブレイク・グリフィンが、レイカーズがブロニー・ジェームズに与えた800万ドル(約12億円)の保証金付き契約について、ドラフト下位指名選手としては異例だと批判した。
グリフィンは2024年ドラフトで55位指名されたブロニーがレイカーズに入団したこと自体には問題がないとしながらも、契約内容を指摘した。ドラフト下位指名選手は通常、保証金なしか限定的な条件で契約することが通例だが、レイカーズはブロニーに完全保証の800万ドルを提示したという。グリフィンは「標準的な2巡目契約を与えるべきだった」と述べた。
ブロニーはNBA傑出選手レブロン・ジェームズの息子で、父子でチームメイトになるのはNBA史上初。入団前から大きな注目を集めていた。グリフィンによれば、この契約条件がさらに議論の種となり、「贔屓ではないか」という批判の対象になったと指摘。ブロニーはNIL(肖像権等による収入)で既に十分な収入を得ており、通常の契約にとどめておけば「注目が減り、開発に集中できた」と述べた。
一方でレイカーズにとって、ブロニーはレブロンとのチームメイト実現や、歴史的なマイルストーン達成という側面も持つ。契約条件の選択が運営判断を反映したものだという見方もある。
用語・人名メモ
- ブロニー・ジェームズ — NBA傑出選手レブロン・ジェームズの息子。2024年ドラフトでレイカーズに指名された。
- セカンドラウンド(ドラフト2巡目) — NBAドラフトの後半60人が選ばれる部分。下位指名選手は通常、高額な保証金を受けない。
- NIL — 肖像権や名前を使った広告・スポンサーからの収入。多くの選手が事業所得を得ている。
- ジー・リーグ — NBA傘下のマイナーリーグ。ドラフト下位指名選手の多くがここで実績を積んでNBA昇格を目指す。
保証金をめぐり、レイカーズの運営判断と批判論が対立したままになっている。
出典: MARCA