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NBAのクリッパーズが、選手への給与を非公式な方法で支払っていたと報じられた。給与キャップの回避を狙った疑いで、リーグの処分をめぐり現地ファンの間で議論が白熱している。
クリッパーズは給与制限を超えるため、ダニエル・タイス(センター)やスター選手カワイ・レナード(フォワード)を含む選手に対し、公式の記録に残さない形で給与を支払っていたと報じられた。NBAは厳格な給与キャップを設けており、チーム総年俸の上限は毎年決められている。この制度を迂回する行為は、リーグの競争バランスを損なうため、重大な規約違反に当たる。
処分内容をめぐっては、現地ファンの間で多くの案が提案されている。ドラフト指名権の剥奪、選手の出場停止、デッドキャップ(退団後も年俸枠を圧迫する契約負債)などが挙げられている。ただし、クリッパーズのオーナーであるスティーブ・バルマー(マイクロソフト元CEO、他のすべてのオーナーより圧倒的に資産が多い)は、その影響力の大きさから「強い処分は難しいのではないか」という観測も出ている。
バルマーはロサンゼルスに新アリーナを自己資金で建設するなど、リーグの有力者として動いている。金銭面での報復を恐れるオーナーたちが、強い処分に反発する可能性も指摘されている。不正で稼いだ利益より大きな罰金でなければ、同じ違反を繰り返す選手が後を絶たないという実務的な懸念もある。
巷の声
- 「バルマーは嫌われているというより『恐れられている』存在。ビジネス界での結束力がスポーツ判断を曇らせるのは悲しい話だ」
- 「デッドキャップで5年間毎年35%の罰金を課すとか、創意工夫のある処分もありえるが、NBAがそこまでやるとは思えない」
- 「不正で得た利益を上回る罰則がないと、他の選手も『割に合う』と考えて真似するようになる。モラルハザードが起きる」
- 「クリッパーズをシアトルに移転させるとか、思い切った判断もあるんじゃないか」
用語・人名メモ
- 給与キャップ — NBAが各チームに設定する、チーム総年俸の上限。競争バランスを保つための制度だが、超える場合は贅沢税が課せられる。
- テーブル下 — 公式な記録に残さない非公式な取引や支払い。脱税などの不正行為を指すことが多い。
- デッドキャップ — 選手が退団した後も、チームが支払い続けなければならない年俸。チーム総年俸の上限計算に含まれるため、チームの戦力構成に悪影響を及ぼす。
- スティーブ・バルマー — マイクロソフト元CEO。2014年にクリッパーズを20億ドルで買収。他のオーナーより圧倒的に資産が多く、影響力が大きいとされている。
- クリッパーズ — ロサンゼルスを本拠地とするNBAのチーム。ここ数年はプレーオフの常連で、カワイ・レナードなど有力選手を揃えている。
NBA機構がどの程度の処分を下すのか、またオーナー間の力関係がその判断にどう影響するのかが注視される。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)