移籍・契約

レナードのラプターズ行きトレードは保留、代替案にポーターの名前

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ラプターズがクリッパーズからカワイ・レナードを獲得するトレードは、NBA によるサラリーキャップ回避疑惑の調査が終わるまで実行されない。heavy.com は、調査の結論が来年までずれ込む可能性を伝えている。

heavy.com によると、NBA はクリッパーズがサラリーキャップ (チームが選手に払える年俸総額の基準) を回避したかどうかを調べている。ラプターズはリーグ事務局に、調査が終わるまでトレードを実行しないと伝えた。先に成立させると、レナードに出場停止や契約無効といった処分が下された場合のリスクをトロント側が負うことになるためだ。The Stein Line によると、ラプターズが保留を決めたのは7月9日。調査はクリッパーズが2021年にさかのぼる契約の範囲を超えてレナードに報酬を払ったとされる疑いを対象にしている。

トレード案では、レナードがトロントへ移り、ブランドン・イングラム、グラディ・ディック、1巡目指名権2つがクリッパーズ側に渡る予定だった。練習キャンプが近づくなか、保留が続けばイングラムとディックの立場も定まらない。Fansided のクリス・ランバートは、代わりにマイケル・ポーター・ジュニアを狙うよう提案した。ポーターは昨季、平均24.2得点、7.0リバウンド、3.0アシストを記録し、3ポイントの成功は平均3.4本でキャリア最多だった。ラプターズの1試合あたりの3ポイント成功数は昨季リーグ26位だった。ランバートは「ポーターがレナードと同格だと言うつもりはない」としつつ、レナード級のスターが放出される見通しはないと指摘した。

ポーターが所属するブルックリン・ネッツは、複数の1巡目指名権を求めていると報じられている。ポーターは今季限りで契約が切れる年俸4080万ドル (約61億2000万円) の選手で、ジェイク・フィッシャーはネッツでの契約延長を見込んでいないと報じたという。一方、Sportsnet のマイケル・グレンジは、NBA が非公式には調査を終えており、近く静かに決定を発表する見通しだと報じた。フィッシャーは、レナードが練習キャンプ合流を見込んでいるとも伝えている。

調査の結論が出る時期は、来年までかかる可能性と、近く発表される見通しという二つの報道が並んでおり、まだ定まっていない。

用語・人名メモ

  • サラリーキャップ — チームが選手に払える年俸総額の基準を定めた、NBA の制度。
  • カワイ・レナード — ファイナルMVP (優勝を決めるファイナルの最優秀選手) を2度受賞した選手。
  • 契約が切れる年俸 — ポーターの年俸4080万ドルは今季限りの契約で、来季以降は別の契約が必要になる。
  • ラプターズ — カナダのトロントを本拠地とする NBA チーム。

出典: heavy.com