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フィラデルフィア・76ersのガード、タイリース・マクセイ(23歳、2020年ドラフト21位)が今シーズンオールNBAに選出された場合、5年3億8900万ドル(約583億円)のマックス契約の対象となると報じられた。ただ現地ファンの間では『スター選手の栄誉がむしろチーム編成を圧迫する』というNBAの給与制度の矛盾をめぐり議論が盛り上がっている。
マクセイは昨シーズンから主力として台頭。シーズン終了後にオールNBBに選出されると、『マックス契約』(NBA での最高額給与水準)の交渉資格を得る仕組みになっている。マクセイの場合、来夏なら4年3億1000万ドル(約465億円)、2028年なら5年3億8900万ドル(約583億円)の契約対象となる見通しだ。
ただし現地ファンが指摘するのは、この状況がむしろチーム編成に悪影響を及ぼすという逆説だ。NBAにはチーム総年俸の上限『サラリーキャップ』があり、上限を超えると『セカンドアプロン』という段階的な罰金が課される。スター選手が高額契約を結ぶほど、他の選手補強に充てる余力が失われるのだ。スレでは『フィラデルフィアは彼のボール保持を減らし、オールNBA選出を避けるかもしれない』という冗談も出ており、スター選手への栄誉がむしろチーム編成の足かせになる矛盾が浮き彫りになっている。
スレでは『90年代ブルズ王朝はピッペンの安い契約があったからこそ成立した』という指摘も。つまり、個人的には選手の成功を応援しながらも、チーム視点では『All-NBAを避けてほしい』という複雑な心理が生まれてしまうのだ。実際、センターのジョエル・エンビードの膝の怪我で負担が増すマクセイは、今シーズン高い数字を稼がざるを得ない状況にあり、All-NBA選出の可能性も高い。フィラデルフィアの来夏の戦略は、マクセイの活躍次第で大きく変わることになる。
巷の声
- 「フィラデルフィアはボール保持を減らすことでオールNBA選出を避けようとするんじゃないかな」
- 「エンビードの膝とLeBロンが42歳である以上、マクセイは数字を稼ぐしかない。だからオールNBA入選はほぼ確実だと思う」
- 「90年代ブルズはピッペンの安い契約があったからこそ王朝を築けた。でも今の給与制度とセカンドアプロン制度のおかげで、スター選手の受賞を素直に応援できなくなった」
- 「GMs は『マックス契約対象になった=マックスを払う義務』とは考えるべきではない。契約交渉はまた別だ」
- 「これまでポイントガードと一緒にプレーした時は3ポイント率45%だった。今度は疲労が減るから、6本打つかもな」
用語・人名メモ
- タイリース・マクセイ — フィラデルフィア・76ersのポイントガード。2020年21位でドラフト指名された23歳。昨シーズン急成長し、今季はチームの主力として定着。3ポイント射撃が得意。
- オールNBA — シーズン終了後にリーグで最も優れた選手15人に与えられる栄誉。ファーストチーム(上位5人)から選出されると『マックス契約』の交渉資格が得られる。
- マックス契約 — NBA で最高額の給与設定。選手の経歴や成績に応じて4-5年で3億ドル前後になることが多く、チーム給与総額の大きな部分を占める。
- サラリーキャップ — NBA チーム総年俸の上限。これを超えると追加の罰金『セカンドアプロン』が課される制度。
- セカンドアプロン — サラリーキャップ超過額に対する段階的な罰金。超過額が大きいほど倍率が上がり、チーム編成に大きな制約を与える。
- フィラデルフィア・76ers — 東カンファレンス・アトランティック地区の名門。センターのジョエル・エンビード(膝の怪我で調整中)を中心とする優勝候補。給与制度の複雑さに直面している。
マクセイがシーズンを通じてどの程度の活躍を見せるのか、そしてオールNBA選出に至るのか。結果次第でフィラデルフィアの来夏の戦略は大きく変わることになる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)