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マイケル・ジョーダンが NBA で初優勝する前から既に『史上最高の選手』と呼ばれていたという歴史が、現地ファンの間で話題になっている。通常は『実績がなければ最高は名乗れない』という考え方が支配的だが、当時のバスケットボール界の空気は違っていたのだという。
当時を代表する超大物選手だったラリー・バード(ボストン・セルティックス)が、ジョーダンのプレーを見て『神だ』と認めたという逸話が象徴的だ。バードは既に 3 連続 MVP を獲得し、3 度目の優勝も目前に控えた絶頂期。当時の NBA ファンからは『GOAT(史上最高の選手)候補』と見なされていたバードでさえ、ジョーダンのプレーには今まで見たことのないものを感じたということだ。
ジョーダンがルーキーで平均 28 点を記録してから、3 年目には 37 点、4 年目には 35 点にまで跳ね上がったことで、そのスコアリング能力の成長が鮮烈に認識されていた。当時は『スコアリング中心の選手では優勝できない』という定説さえ存在していたのだが、それでもなお『現時点で最高の才能を持った選手』という評価は揺るがなかったのだ。
スレでの議論の焦点は、『GOAT(史上最高)』と『現在見える範囲では最高』という二つの概念の混同。当時のバスケ関係者たちは、実績がなくても『このプレーヤーは前代未聞の才能を持っている』という感覚的な評価を優先していた。その後ジョーダンは優勝を皮切りに 3 連覇を達成し、そうした『目で見た直感』がいかに正しかったかが証明されることになった。
巷の声
- 「バード自身が 3 連続 MVP で優勝を目前にした最高の状態だったのに、ジョーダンを神と呼んだ。当時でも GOAT 候補と言われていたバードの認識だからこそ重い。」
- 「当時は『スコアリング中心の選手では優勝できない』という哲学的な定説があった。その通念をジョーダンが覆すまで、その評価は一貫していた。」
- 「テニスのフェデラーも同じ道をたどった。2004 年の時点でグランドスラムが数個しかないのに、既に『史上最高の選手』と言われていた。」
- 「昔は『キャリア終了前に最高と判定する』のが普通だったのに、今は『キャリアが終わってから判定する』という論理を求めるようになった。スポーツ談義の変化は面白い。」
- 「結局のところ、目で見た感覚と直感を信じるしかないのだろう。」
用語・人名メモ
- マイケル・ジョーダン — シカゴ・ブルズで 6 度のチャンピオンシップを制した NBA 史上最高の選手。1984 年ドラフト 3 位で入団。
- ラリー・バード — ボストン・セルティックスの伝説的スモールフォワード。1980 年代 NBA を代表する選手で、1984~1986 年に 3 連続 MVP を獲得。
- ボビー・ナイト — アメリカの名物バスケットボール・コーチ。ジョーダンが NBA に入る前から、その才能を高く評価していたことで知られている。
- GOAT — 『Greatest of All Time』の略。バスケットボール史上最高の選手を指す評価。
- 3 連覇 — 同じチームが 3 シーズン連続でチャンピオンシップを制すること。ジョーダン率いるブルズが 1990~1992 年に初達成。
優勝実績がなくても『目の前の才能』を信じたジョーダンの時代の評価は、現在の GOAT 議論にも大きな示唆を与えている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)