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リーグ公式の話題ではなく、r/nbaで盛り上がった懐古ネタ。80年代の試合を通しで見返したユーザーの投稿をきっかけに、現地ファンの間で「昔のNBAは今と何が違うのか」という議論が広がっている。
投稿のきっかけは、あるユーザーが80年代の試合をまとめて見返した感想を書き込んだこと。特に名前が挙がったのがケビン・マクヘイル(1980年代にボストン・セルティックスで活躍した長身フォワード。ポスト(ゴール下背面)でのフェイダウェイシュートや変則的なフットワークで知られる)。フィールドゴール成功率60%超えを継続的に記録していたという指摘があり、これはリング付近からの得点効率としては現代のビッグマンでもなかなか出せない高水準にあたる。ラリー・バード(同時代のセルティックスのスター選手。パスセンスの高さで有名)からディフェンダーの背後で受ける完璧なパスでレイアップに繋げる連携プレーも「美しい」と評価されていた
議論の核心は「今の選手は基礎技術が落ちたのか」という問いに対する反論。あるコメントは、基礎技術そのものが変わったのだと指摘している。コンタクトを受けながらのポストシュートは、今のNBAではスペース(3ポイントシューターを外に配置してゴール下を広く使う戦術)を重視する流れの中で「非効率なショット」とみなされ、あえて練習・選択されなくなっただけというのが要旨だ。逆にキャッチアンドシュート(パスを受けてそのまま素早く打つ3ポイントシュート)は現代バスケの象徴的な技術として挙げられ、クレイ・トンプソン(ウォリアーズで活躍した名シューター、素早いキャッチアンドシュートで知られる)やレイ・アレン(2000年代の名シューター)の名前が引き合いに出された
スレッドはさらに「80年代と90年代、どちらのNBAが好きか」という派生議論に発展。80年代の方がボールムーブメント(パス回し)が滑らかで、プレーオフのローテーション選手のレベルも高かったという声が優勢だった。90年代はポートランドやユタ、クリーブランドといった強豪チームでもベンチ選手のミスが目立ち、上位チームとの差が大きかったという評価が挙がっている。デニス・ロッドマン(90年代を代表するリバウンダー)やバード自身も90年代を「見劣りする」と語っていたというコメントもあり、選手本人の証言として話題を後押しした形だ
巷の声
- 「マクヘイルは過小評価されてる。あのアップアンドアンダー(フェイクからの逆サイド打ち)とポストフェイドを見れば、今の時代でも普通に脅威になる」
- 「もっとスペースがあって良いパサーがいれば、マクヘイルは今でも普通にスター選手だと思う」
- 「スクリーンを掛けてリムに走り込むタイプのビッグマンって役割は今も変わらず求められてる。ただ単純に手先が不器用な選手が多いだけ」
- 「クレイ・トンプソンがキャッチアンドシュートを復活させたのに、彼の引退とともにまたその文化が廃れていく気がする」
- 「2000年代前半の試合も見てるけど、正直2005年くらいまでは見てて辛い。ルール変更の直後なのに、みんな昔のプレースタイルを引きずってた」
用語・人名メモ
- ケビン・マクヘイル — 1980年代ボストン・セルティックスで活躍した長身フォワード。ゴール下での変則的なフットワークとフェイダウェイシュートを得意とした
- ラリー・バード — マクヘイルと同時代のセルティックスの看板選手。シュート力に加えパスセンスの高さでも知られる
- キャッチアンドシュート — 味方からのパスを受け取り、間を置かずそのまま打つシュートのスタイル。主に3ポイントで使われる
- スペーシング — コート上に選手を分散配置し、ゴール下や中距離のスペースを広く保つ現代バスケの基本戦術
- クレイ・トンプソン — ウォリアーズなどで活躍した名シューター。素早いキャッチアンドシュートの名手として知られる
- デニス・ロッドマン — 1990年代を代表するディフェンダー兼リバウンダー。派手な私生活でも話題になった選手
懐古スレ発の議論だが、スペーシング重視という現代バスケの前提そのものを問い直す視点として、しばらく尾を引きそうな話題だ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)