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80年代の試合を通しで見た新参ファンの気づきに、現地が盛り上がる

Redditで話題

参考動画

2018年ごろからNBAを見始めたセルティックスファンが、80年代の試合を通しで見た感想を投稿した。ペイント内のパスの巧さに驚いたという内容に、ルールの変遷を語るコメントが集まる、通好みの穏やかな盛り上がりだ。

投稿主は、セルティックスのファンとして2018年シーズンごろから毎年60試合以上を通しで見てきたという。ある晩ふと思い立ち、80年代半ばのセルティックスを中心に、86年のセルティックス対ブルズと84年ファイナルの第6戦を見た。まず目についたのは、インサイド(ゴール下)のパス、止まったままの競り合いフィニッシュ、ルール、ペース、実況の違いだったと書いている。

一番の驚きはインサイドのパスだった。バード、ジョーダン、デニス・ジョンソン、マジック、カリームらが、守備の密集したペイント(ゴール下のエリア)で見事なパスを通していたという。デニス・ジョンソンからバードへのパスでは、ゴール下でフェイクを入れ、両ブロックにマクヘイルとパリッシュがいて攻撃側が3人ペイントにいる状況でも、パスは狙い通りに届いた。マジックからカリームへ渡り、カットしたマジックに戻るプレーも印象に残ったそうだ。

フィニッシュの形も違った。ゴールの近くでボールを持ったら、その場で打つのが当たり前で、ダブルクラッチや止まった態勢からの難しいシュートが、人の多いペイントで数多く見られたという。ドライブ中のトラベリングの笛やイリーガルディフェンス(守備の反則)のルールが変わったことにも触れているが、ルールの項目は投稿の途中までしか材料に出ていない。

コメント欄では、当時と今の違いは選手の上達だけでは説明できず、ルールと審判の基準が大きいという指摘が目立つ。3ポイントラインがほぼ無視されていたという観察や、インサイドのパスは全員の必須技術だったという声も上がった。

巷の声

  • 「まず気づくのは3ポイントラインがほぼ無視されていること。特に序盤は、プレーの中心がペイントとプレーメイクだった。」
  • 「インスタの「ギャザーステップ」講釈をする人たちは、昔は今と同じ吹き方ではなかったと知らない。子どものころ、父がジョーダンのステップの吹かれ方に文句を言っていた。この繰り返しは続くのだろう。」
  • 「選手が年々うまくなったから今の形になったというのは、リーグ側の宣伝の面もある誤解。主な理由は昔からルールと審判の基準で、3ポイント革命は別としても、それにもルール変更が必要だった。」
  • 「当時もこの時期(90年代含む)の試合を見ると、全員がインサイドのパスが上手いのが際立つ。ストックトンとマローンは電話ボックスの中でもP&Rでいい形を作れただろう。」
  • 「毎年60試合以上を通しで見ているなら、この掲示板の大半の人より多く見ている。」

80年代の試合映像から見えたのは、プレーの違い以上に「今の当たり前は昔の当たり前ではない」という当たり前の事実で、ジョーダンのステップに愚痴った父の世代の言葉が、いまギャザーステップ論争に形を変えて続いている。

用語・人名メモ

  • ペイント — ゴール下の長方形のエリア。80年代のプレーはここを中心に組み立てられていたという声が多い。
  • P&R(ピック&ロール) — ボールを持つ選手の横に味方が壁(スクリーン)を作り、守備をずらして攻める基本のコンビプレー。
  • 3ポイントライン — この線の外から決めると3点が入る。現代は多くの攻撃が線の外を使うが、80年代は使われ方が少なかったというのがスレの観察。
  • トラベリング — ボールを持ったまま規定より多く歩く反則。ドライブ中の判定基準が時代で変わったとスレ主も書いている。
  • ギャザーステップ — ドリブルを終えてボールを両手で持った瞬間の一歩。現代ではこれが歩数に数えられないため、ドライブの形に影響する。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)