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現地のスポーツラジオでの発言をきっかけに、レブロン・ジェームズ(史上屈指の実力者とされるベテランスター選手)を巡る「優勝欲しさにチームを渡り歩いているだけでは」という昔からの批判が、ファンの間で再燃している。ニュースというより現地ファンの日常的な論争のネタといった温度感の話題。
発端は97.1 The Fan(ロサンゼルスのスポーツラジオ局)でのデレク・フィッシャー(元レイカーズの優勝経験選手で、現在は解説者として活動)の発言。レブロンを「リングチェイサー」と呼ぶ人たちに対し、「優勝を自分で作り出せる選手は、リングを追いかけているんじゃなくて、リングを生み出しているんだ」と擁護した。
「リングチェイサー」とは、自力で優勝できるチームを作るのではなく、既に強いチームに移籍することで優勝(チャンピオンリング)を狙う選手を揶揄する言葉。レブロンはキャリアの中で複数のチームを渡り歩きながらそのたびに優勝争いに絡んできたため、この批判を長年受けてきた選手の代表格とされる。
スレの反応では、そもそも選手がFA(フリーエージェント。契約が切れて自由に移籍先を選べる立場の選手)で「優勝しやすい環境」と「高年俸」のどちらか、あるいは両方を追い求めるのは当然だという擁護論が多数派。一方で、それを煽っているのはNBAという興行の制度そのものであり、選手個人の姿勢の問題にすり替えるのはおかしい、という声も出ていた。
巷の声
- 「FA選手の選択肢なんて2つしかない。優勝できそうな場所に行くか、できるだけ稼ぐか。どっちを選んでも責める話じゃない」
- 「そもそも『金も勝敗も気にしません、ただバスケがしたいだけです』なんて言ってNBA入りする選手が本当にいると思う?」
- 「昔ながらのファンが選手に押し付けてる幻想だよ。仕事に対する情熱なんて、実際は稼ぎより優先しない人の方が多い」
- 「こういう文化を作ったのはNBAというリーグ自体。選手はそのシステムの中で振る舞ってるだけ」
- 「(指輪物語ネタで)サウロンに言ってやれよ、20本もの指輪を持ってるのに3部作丸ごと1個の指輪を追いかけてたって」
用語・人名メモ
- リングチェイサー — 自力で優勝チームを作るのではなく、既に強いチームに移籍して優勝(チャンピオンリング)を狙う選手を揶揄する呼び方
- デレク・フィッシャー — 元NBA選手でレイカーズ時代に複数回優勝を経験した人物、現在はラジオ解説者として活動している
- 97.1 The Fan — ロサンゼルスを拠点とするスポーツ専門ラジオ局
- レブロン・ジェームズ — 20年以上トップクラスの実績を残し続けている史上屈指の実力者とされるベテランスター選手
- FA(フリーエージェント) — 所属チームとの契約が切れて、自分の意思で移籍先を選べる立場になった選手のこと
レブロンを巡るこの手の論争はキャリアが終わるまで、いや終わった後もずっと続きそうだ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)