参考動画
レブロン・ジェームズを「優勝リング目当てで強いチームに移る選手」と批判する声に、デレク・フィッシャーがラジオで言い返した。現地ファンの間では、そもそもリングチェイサーは悪いことなのかという議論が静かに広がっている。
フィッシャーは97.1 The Fanで、レブロン(フォワード)をリングチェイサーと呼ぶ人々について「リングを作る本人は、リングを追っていることにならない」と語った。リングチェイサーとは、優勝を狙うために強いチームへ移る選手を揶揄する言葉だ。フィッシャーは、レブロンは強豪に乗っかる側ではなく、優勝チームを作る側だと言いたいようだ。
スレでは、この論点に近いコメントが目立った。レブロンの移籍先を振り返り、ヒートは5位シードで5試合でプレーオフ敗退、キャバリアーズは4年間ロッタリーチーム(下位でドラフト抽選に回るチーム)、レイカーズは6年間ロッタリーチームだったと指摘するファンがいる。強豪に加わったのではなく、低迷するチームを救ったという主張だ。
一方で、議論はレブロン個人を離れ、リングチェイサーという言葉自体へ向かった。リングを追うのは競技の目的そのものではないか、FAでは勝てる場所を探すか大金を取るかのどちらかで、どちらも責められないという声が出ている。ルカがマーベリックスに残りたかったのに球団に見捨てられたと指摘するファンもいる。球団が選手に忠誠を示さないなら、選手も球団に忠誠を示す理由はないという理屈だ。
巷の声
- 「FAでやることは、勝てる場所を探すか、取れるだけ大金を取るかの2つだけ。どちらを選んでも責める気はない。」
- 「リングを追うのは、そもそもこの競技の目的そのものでは?」
- 「ルカはマーベリックスで一生やりたかったのに、ゴミのように放り出されたと聞く。球団が選手に忠誠を示さないなら、選手だけが忠誠を示す理由はない。」
- 「レブロンはヒートでは5位シードのチームで、レイカーズやキャブスでは何年もロッタリーだったチームに行っている。今まさに盛り上がっている球団に行ったわけではなく、低迷から救った側だ。」
- 「レブロンはもう41歳。この時点でチームを率いることまで期待しているのか?」
リングを追うのが競技の目的なら追う人を責める理由もない、というのがスレの落としどころで、フィッシャーの一言もその流れに乗った形だ。
用語・人名メモ
- リングチェイサー — 優勝リングを取るために強いチームへ移る選手を揶揄する言葉。今回のスレはこの呼び方の是非が論点。
- FA (フリーエージェント) — 契約が切れ、どのチームとでも自由に契約できる立場になった選手、またはその制度。
- ロッタリーチーム — 成績が下位でプレーオフに進めず、ドラフトの抽選(ロッタリー)に回るチーム。低迷しているチームの言い換えとして使われる。
- シード — プレーオフに進むチームにつく順位。5位シードは、カンファレンス内で5番目の成績だったことを表す。
- マーベリックス — ダラスを本拠地とするチーム。コメントではルカの去就の話に出てくる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)