話題

3ドルの古着が1344万円に、チェンバレンの優勝ジャケット

現地報道

参考動画

1972年NBAファイナルでウィルト・チェンバレンが着ていたウォームアップジャケットが、オレゴン州の古着店でティーンエイジャーが3.07ドル(約460円)で見つけ、オークションで89,600ドル(約1344万円)で落札された。ニュース性より「掘り出し物」としての面白さが盛り上がっている小ネタ。

ウィルト・チェンバレンは1960〜70年代に活躍した歴代最高のセンターの1人で、1試合100得点という今も破られていない記録を持つ。当時所属していたレイカーズ(ロサンゼルスのチーム)で1972年に優勝しており、このジャケットはその年のファイナルで実際に着用されたものと鑑定された。

見つかった場所は普通の古着売り場ではなく「ザ・ビンズ」と呼ばれる、寄付された品を仕分けせずに大きなコンテナへ放り込み、重さ単位で買い取る特殊な売り場だという。スレの反応によれば寄付量が多すぎて店頭に並ぶ前の未仕分け品がそのままコンテナ行きになることが多く、宝探し目当ての客が列を作る独特の文化があるらしい。

3.07ドル(約460円)から89,600ドル(約1344万円)への値上がりは倍率で見ればすさまじいが、著名選手のメモラビリア(記念品)市場全体で見ると突出した金額ではない。それでも一介のティーンエイジャーが偶然掘り当てた品としては十分な大金であり、スレでも「たかがジャケット」への評価額に驚く声と「持ち主の自由」という擁護の声が交錯した。

巷の声

  • 「誰かが着てたってだけの上着に10万ドル近く払う人が本当にいるんだな」
  • 「ジョーダンの使用済み下着がいくらで売れたか知ったら驚くぞ」
  • 「『あいつ』でも『そのへんの誰か』でも関係ない、どのみち馬鹿げてる」
  • 「自分に買えないからって他の人が買えないわけじゃない」
  • 「人がどう金を使おうと自由だが、着ただけの服にそこまで払う気にはなれないという意見も持っていい」

用語・人名メモ

  • ウィルト・チェンバレン — 1960〜70年代に活躍した歴代最高クラスのセンター。1試合100得点の記録は今も破られていない
  • 1972年NBAファイナル — チェンバレン在籍時のレイカーズが優勝した年。このジャケットはその際に実際に着用されたと鑑定された
  • グッドウィル — 米国の大手中古品チャリティショップチェーン。寄付された品を安価で販売する
  • ザ・ビンズ — グッドウィルの一部店舗にある、未仕分けの寄付品を大きなコンテナごと重さ単位で売る特殊コーナー。宝探し目的の客に人気
  • ラリー・バード — 1980年代にセルティックスで活躍したレジェンド選手。反応の中で、彼の1970年代のウォームアップも別のビンズで発見された例が挙がっている

似たような『ビンズ』発掘譚は他にも報告されており、今後も倉庫の片隅からNBAの歴史が掘り出される可能性がある。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)