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ブレイザーズの本拠地ポートランドで、市議会議長がオーナーのトム・ダンドンについて、市のせいにして球団を動かすための口実を探しているのかもしれないとまで踏み込んだ。リーグ全体の祭りではなく、チームの行き先を案じる地元の張り詰めた空気が伝わってくる一件だ。
ポートランド市議会のジェイミー・ダンフィー議長の発言を、The Athleticのジェイソン・クイック記者が伝えた。議長は、8月12日が市にとって本当の分岐点になると語り、市は合意に向けて前に進むと確信している、議会の圧倒的多数が良い条件の合意を望んでいると述べた。ただし続けて、相手側が誠意をもって交渉せず、合意に向けて動かないと議会が判断すれば、この件を進めることがポートランドにとって正しいのかを判断しなければならなくなる、とも話した。
訴訟の可能性にも触れている。議長は、市が今すぐブレイザーズを訴えたいわけではないとしたうえで、相手が誠意をもって席に着かず、約束した条件を満たさないなら、市は自分たちの立場を守る手を打たざるを得ないと述べた。弁護士や訴訟の脅しで交渉がこじれるのは望まないという。ダンドンについては、最も好意的に見れば資産の見返りを求める真面目な実業家で、市に対して強硬に交渉しているのかもしれないと語り、ポール・アレンはポートランドにいたがっているように見えた、と対比した。
スレのタイトルには別の一節が引かれている。議長は、もしかすると市のせいにして球団を動かすための口実を探しているのかもしれない、確かなことは分からないとしつつ、ポートランドの人々に悪い印象を与えようとしているのなら、これ以上うまくやれるとは思えない、と皮肉を込めて語っている。
スレでは、地元ファンの不満が目立つ。妻がブレイザーズファンだという投稿者は、オレゴンに住む義家族のうち義弟がシーズンチケット保持者だったと明かし、ダンドンの購入後はブランドが放射能扱いになったという話ばかり聞くと書いた。以前は誇らしげに語っていた人々が、今は「うわ、ダンドン」という反応になっているという。また、中継の実況陣に提示された条件が侮辱的だったと報じられたことを挙げ、ファンに愛されてきた声を切り捨てるような扱いだと憤るコメントもあった。
巷の声
- 「球団売却の契約に、ジョディ・アレンかNBAが移転禁止条項を入れさせていれば、この騒ぎは全部避けられたはずだ、という指摘。」
- 「ポートランド在住だが、この問題が片付くまでは球団にもう一銭も使いたくない人が、自分も含めて多い。」
- 「億万長者にスタジアムの金を渡す時代は、社会としてもう卒業したと思いたい。ポートランドは十分大きな市場だから、NBAも残したいはずだ。」
- 「ポートランドが球団を失えば、リーグにとっても相当な恥になる。」
- 「ポートランドはヒップスターの街と言われるが、実はスポーツ好きの街。モーダ・センターの雰囲気は最高だった、と元住民が振り返る。」
議長が分岐点と呼んだ8月12日の先で、市が誠意ある交渉相手がいないと判断した場合に何を決めるのかは、発言の中でも明かされていない。
用語・人名メモ
- ブレイザーズ — オレゴン州ポートランドを本拠地とするチーム。ヘッドコーチはティアゴ・スプリッター。
- トム・ダンドン — この記事ではブレイザーズのオーナーとして登場し、市との交渉と球団の移転をめぐる発言の的になっている。
- ポートランド市議会議長 — 市議会を取りまとめる役職。今回はジェイミー・ダンフィー議長が球団との交渉について語った。
- 移転禁止条項 — 球団の売却契約に入れる取り決めで、買い手が球団を別の都市へ動かすことを縛る。コメントでは、これがあれば防げたという声が出た。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)