ポートランドのブレイザーズと市の政治家との関係が、日に日にこじれていると報じられた。現地ファンの反応は、笑い混じりの皮肉と、地元チームが板挟みになることへの苦々しさが半々といったところだ。
ESPNのブライアン・ウィンドホーストが、ブレイザーズと政治家の間の言葉のやりとりが悪化していると伝えた。月曜にはブレイザーズの取締役会が開かれ、その結果は「全面戦争の宣言」になりうるという。スレ主の投稿によると、争点は、アリーナ改修の資金を得るために市がブレイザーズへ署名を求めているリース (賃貸) 契約だ。
同じ投稿には、ブレイザーズ幹部の発言も紹介されている。ある幹部は、署名しないと分かっているのになぜ市はこれを送ってきたのか、と語った。別の幹部は、市は自分たちが破格の好条件を得ていることすら認識していない、嫌ならそれで構わない、と話したという。ウィンドホースト自身は、月曜の会議から何が出てくるか見当がつかないと述べている。
コメント欄では、市の側の事情を挙げるファンがいた。市は最初のアリーナのために土地を無償で提供し、建設費も数千万ドル出し、2024年にはブレイザーズから土地とアリーナを買い取った、という指摘だ。これで市と郡は固定資産税の収入を失っているため、幹部の言う「好条件」は当たらないという。移転を疑う声もあり、ある人はリースの件を移転のための口実だと見ている。別のファンは、グリズリーズの売却契約には、移転する場合は購入価格の3億5000万ドル (約525億円) で少数株主に売る条項があり、移転すると30億ドル (約4500億円) の損失になるので動けない、と書いていた。ブレイザーズにも同じ仕組みがあれば、という趣旨だ。
巷の声
- 「どちらかが勝利宣言を20〜30回くらいして、早く終わってほしい。」
- 「「全面戦争」と聞いて、ブレイザーズへの地上侵攻はいつ始まるんだ、という冗談が出ていた。」
- 「モーダは悪いアリーナではなく、平凡なだけ。ただ自分のチームの本拠地よりはましだ。移転のための偽の口実に見える、という声。」
- 「億万長者のオーナーが、ポートランドが社会主義をしてくれないと怒っている、という皮肉。」
- 「ブレイザーズ幹部が言う「破格の好条件」は、ポートランドで実際に起きていることとは合わない気がする。」
リースに署名して改修資金を得る道に進むのか、幹部の言葉どおり対決に踏み込むのかは、月曜の取締役会の結論を待つしかない。
用語・人名メモ
- 取締役会 — 会社やチームの運営会社の重要事項を決める会議。今回は月曜に開かれる。
- ブレイザーズ — オレゴン州ポートランドを本拠地とするチーム。
- ブライアン・ウィンドホースト — ESPNの記者。今回の発言の出どころ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)