ワシントン・ウィザーズ(ワシントンの弱小再建チーム)とダラス・マーベリックス(マブス)のロースターに、ドラフト全体1位指名(その年の新人の中で最も期待された選手)経験者がそれぞれ3人ずつ在籍していることが分かり、リーグ最多タイになっているという統計ネタが現地ファンの間で盛り上がっている。派手な事件ではなく、球団オタク的な小ネタとしての盛り上がりだ。
話の発端は「ウィザーズとマブスが元全体1位指名選手を3人ずつ抱えていて、これがリーグ最多タイになっている」という投稿。全体1位指名はその年のドラフトで最初に呼ばれる、将来のスター候補として最も評価の高い選手を指す。誰が該当するかは投稿でも明言されていないが、それでも「うちのチームこんなに1位指名を集めてたのか」という驚きの声が集まった。
反応の中心になったのはカイリー・アービング(2011年全体1位指名のガード)とアンソニー・デイビス(通称AD、2014年全体1位指名の大黒柱)の年齢の話。この2人が歴代の全体1位指名選手の中で2番目・3番目に年齢が高いと知ったファンから驚きの声が上がった。ADは33歳だが、これは同じ2014年ドラフトの上位10人のうち、レブロン・ジェームズ(2003年全体1位指名、NBA史上屈指のスター)とケビン・デュラント(2007年ドラフト2位指名の得点王経験者)を除いて、他はほぼ全員引退しているという文脈での「33歳」であり、ADが現役組として異例に息の長い存在だという意味になる。
もう一つ盛り上がったのがミネソタ・ティンバーウルブズ(ウルブズ)の歴史ネタ。ウルブズはかつてアンソニー・ベネット(2013年全体1位指名)とアンドリュー・ウィギンズ(2014年全体1位指名)を保有しており、その翌年にカール・アンソニー・タウンズ(通称KAT、2015年全体1位指名)を獲得した。ファンからは「ベネットを手放すのがもう少し遅ければ、ウルブズは3年連続で全体1位指名を3人抱えていたことになる」という指摘があり、今回の話題の裏テーマとして共感を集めた。ジョーク枠としては、45位指名ながら人気者のディロン・ブルックス(タフな守備で知られるガード)を「うちのファンの心の中では1位指名」と持ち上げる声も出ている。
巷の声
- 「レブロンがウルブズに移籍したら、ウルブズも元1位指名2人になるじゃん」
- 「カイリーとADが歴代2番目3番目に高齢の1位指名だったとは知らなかった」
- 「まじか、そんなに歳いってたのか」
- 「ADってまだ33歳なんだよな。2014年ドラフトの上位10人でまだ現役なのは、レブロンとKDみたいなご老体組を除けばADぐらいのもん」
- 「ベネットが抜けるタイミングがもう少し違えば、ウルブズは3年連続で1位指名3人体制になれてたのにな」
用語・人名メモ
- 全体1位指名(#1ピック) — その年のドラフトで最初に指名される選手で、将来のスター候補として最も評価が高いとされる
- アンソニー・デイビス(AD) — 2014年全体1位指名で、現在33歳ながら息の長い現役スター選手
- カイリー・アービング — 2011年全体1位指名のガードで、歴代1位指名の中でも高齢組に入る
- レブロン・ジェームズ — 2003年全体1位指名でNBA史上屈指のスター、現在も現役を続ける長寿選手の代表格
- ティンバーウルブズ(ウルブズ) — ミネソタの球団。かつてベネット→ウィギンズ→タウンズと立て続けに全体1位指名を獲得した歴史を持つ
- ディロン・ブルックス — 45位という下位指名ながらタフな守備で知名度を上げたガード。ファンからは冗談で「1位指名級」と呼ばれる
具体的にどの3人が該当するのかまでは今回の投稿では明かされていないが、球団のドラフト史をめぐるこの手のトリビアは今後も現地ファンの間で掘り下げられそうだ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)