2011年ファイナル第5戦でジェイソン・テリーが決めた決定打の動画がr/nbaに上がり、15年たった今も現地ファンが笑い半分で盛り上がっている。祭りというより、古い映像を肴に酒を飲むような通好みの空気だ。
スレタイによると、場面は2011年NBAファイナルの第5戦。マーベリックス (ダラスのチーム) のテリーが、当時ヒートにいたレブロン・ジェームズ (フォワード) を前にして、勝負を決める一撃 (ダガー) を沈めた。動画を投稿したスレ主は、シュートに手を出し切らなかったように見えるレブロンの守備を、守備の合言葉hand down man downを持ち出して皮肉っている。
反応で目立つのは、レブロンの不出来よりもマーベリックスを称える声だ。あのシリーズのダラスは、プレーオフを通して命懸けの戦いぶりだったという指摘があり、テリーはあのシリーズの伝説だ、生涯マーベリックスでいるべきだったという声も出ている。ダークの優勝までの道のりは史上最も険しかった、と評するコメントもあった。
細かい観察も並んだ。テリーは利き手側から引いて打つのを好んだが、多くの選手には逆の手側のほうが自然なので興味深い、という指摘がある。また、ボッシュの決勝シュートがもう1本決まっていれば、マーベリックスは5戦で決着をつけていたかもしれない、と振り返るコメントもある。
一方で、レブロン支持を自認するファンが、ジョーダンにはこういう負け役になる場面が無かった印象だと漏らす場面もあった。初のファイナルでのレブロンを、スーパースターとして史上最悪の出来と断じる強い批判も出ている。
巷の声
- 「レブロンの失速ばかり語られるけど、マーベリックスはプレーオフ通してずっと命懸けで戦っていた。そこはちゃんと評価すべき」
- 「ダークの優勝までの道のりは、史上最も険しかったと思う」
- 「テリーは利き手側から引いて打つのが好きだったのが面白い。普通は逆の手側のほうが打ちやすいのに」
- 「ボッシュの決勝シュートがあと1本決まっていれば、マーベリックスは5戦で優勝していた」
- 「レブロンのファンだけど、ジョーダンはこういう負け役になった印象が本当に無いよね」
守備で手を下ろしたのか、テリーがそれほど上手かったのか。15年たっても答えの出ない論争が、この一撃の一番の名残りかもしれない。
用語・人名メモ
- ダガー — 試合終盤に相手の追い上げを断ち切る、勝負を決める一撃のこと。短剣で刺すイメージから来ている
- ファイナル — NBAの優勝を決める最終シリーズ。東西の勝者が、先に4勝したほうが優勝する形式で戦う
- マーベリックス — テキサス州ダラスを本拠地とするチーム。この記事ではテリーが所属していたチームとして登場する
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)