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1990年、デンバー・ナゲッツにドラフト全体3位で入った新人ガードが、41分の出場で51得点を叩き出した―そんな伝説の一戦がredditで再び話題になっている。ただこの選手、記録以上にNBAとの確執で語られることの多い人物でもある。
話題になっているのは1990-91シーズン、ルーキーだった選手がデンバー・ナゲッツ (コロラド州拠点のNBAチーム) で残した51得点。NBAの1試合は48分制で、41分はほぼフル出場に近いが少し短めの出場時間。その中で51点という数字は、当時としてはかなり高効率なスコアリングだったことになる。当時のナゲッツはポール・ウェストヘッド (超高速のラン&ガン戦術で知られたヘッドコーチ) の下、3ポイントを連発するスタイルで有名だった。あるユーザーは「チームはリーグ最多の3P試投数を記録したが成功率28%で、だから20勝しかできなかったのも納得」とコメントしている。
スレのタイトルにはこの選手の名前が出ていない。反応によると、これは彼がその後NBAから事実上干された経緯と無関係ではないという。イスラム教に改宗した後、試合前の国歌斉唱時に起立することを信仰上の理由で拒否し、リーグ・球団と対立。その一件をきっかけにキャリアが早々に終わってしまった、いわゆる「ブラックボール」を受けた選手として語られている
もう一つ紹介されているのが、ブルズ (シカゴを拠点とする強豪チーム、当時マイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンを擁した) 絡みのエピソード。1995-96シーズン、ブルズはNBA史上有数の72勝10敗という驚異的な成績を残したが、その数少ない敗戦の一つをこの選手がナゲッツにもたらしたという。試合中にフィル・ジャクソン (当時のブルズのヘッドコーチ) がタイムアウトを取り、困惑した表情でジョーダンとピッペンを見ていた、という証言も紹介されている。彼については本人の著書やドキュメンタリーも存在するという。
巷の声
- 「彼は時代を先取りしすぎてた。ハイライトを見るとステフィン・カリーを思い出す部分が多い」
- 「ポール・ウェストヘッドも時代を先取りしてた。あれだけ無理な3Pを打たせるコーチは当時他にいなかった」
- 「タイトルに名前を出させてもらえないのが不思議。リーグから干された経緯と関係あるのかもね」
- 「彼はブルズが伝説のシーズンで喫した数少ない敗戦の一つをナゲッツにもたらした。あの試合でフィル・ジャクソンがタイムアウトを取って『一体何が起きてるんだ』みたいな顔をしてたのを覚えてる」
- 「リーグに食い物にされた本当にすごい選手だった。今のリーグも選手を食い物にしなくなったわけじゃなく、ただマーケティングが上手くなっただけ」
用語・人名メモ
- マームード・アブドゥル・ラウフ — 1990年ドラフト全体3位でデンバー・ナゲッツに入団したガード。イスラム教に改宗後、国歌斉唱時の起立を拒否して球団と対立し、事実上リーグから干された選手とされる
- デンバー・ナゲッツ — コロラド州デンバーを本拠地とするNBAチーム
- ポール・ウェストヘッド — 当時のナゲッツのヘッドコーチ。3Pを連発する超高速のラン&ガン戦術で知られた
- フィル・ジャクソン — 当時ブルズのヘッドコーチ。マイケル・ジョーダンらを率いてNBA史に残る強豪を作った名将
- 1995-96シーズンのブルズ — NBA史上有数の72勝10敗という記録的な成績を残したシーズン
今もredditではこの選手のプレーと経歴を再評価する投稿が繰り返し話題になっている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)