参考動画
NBAで10年プレーしたTJウォーレンが、ヨーロッパの最高峰リーグ・ユーロリーグのパリ・バスケットボールと1年契約を結んだと報じられた。全盛期を知るファンにとっては一区切り感のある、しみじみとしたニュース。
TJウォーレン (34歳、フォワード) は2014年にNBA入りし、インディアナ・ペイサーズ (インディアナポリスの中堅チーム) を中心に活動してきたスコアラー。今回移籍するパリ・バスケットボールは、NBAではなくヨーロッパの最上位リーグ「ユーロリーグ」に所属するフランスのクラブで、NBA経験者が第二のキャリアとして渡る先としてよく知られている。
ウォーレンの名を語る上で欠かせないのが、2020年の「バブル」でのブレイクだ。バブルとは新型コロナ禍でNBAがフロリダの隔離会場に全チームを集めて強行したプレーオフ再開方式のこと。この期間、当時ペイサーズ所属だったウォーレンは覚醒したような大爆発を見せ、1試合50得点を記録する試合もあった。この活躍から現地ファンは今も彼を親しみを込めて「バブルTJ」と呼ぶ。
ただし栄光は長くは続かなかった。バブル直後にアキレス腱の大怪我を負い、その後はブルックリン・ネッツ (ニューヨークの人気チーム) に加入したものの、直後の2シーズンでの出場はわずか4試合と0試合。2024年にはミネソタ・ティンバーウルブズと短期契約 (10日契約、いわゆる緊急補強用の超短期契約) を2度結んだのが最後の在籍歴で、実質的にフルシーズン戦えたのは7シーズンほどだった。今回の欧州移籍は、そこからのキャリア再起の一手ということになる。
巷の声
- 「タイトル見て一瞬『マッコネル (地味に長くプレーし続けてるベテランガード) の話かと思った』ってこの72時間で2回目だよ」
- 「バブルでMJ (マイケル・ジョーダン) ばりの覚醒をした代償に悪魔に足を売ったんだろうな。あれ以来別人だった。ペイサーズはあの怪我以来ちゃんとしたサイズのある3番手 (スモールフォワード) がいない」
- 「彼にはあのバブルの活躍がずっと残る」
- 「頑張ってほしい、まだ体に燃料が残ってて良いシーズンを送れますように」
- 「10年? それだけ? もっとずっといた気がしてた」
用語・人名メモ
- ユーロリーグ — ヨーロッパのクラブによる最高峰のバスケットボールリーグ。NBA経験者が移籍する先として有名
- バブル (2020 NBAバブル) — 新型コロナ禍でNBAがフロリダの隔離施設に全チームを集めて強行したプレーオフ再開方式。多くの選手が異常な活躍を見せたことで知られる
- ペイサーズ — インディアナ州インディアナポリスを本拠地とするNBAチーム。ウォーレンが全盛期を過ごした古巣
- 10日契約 — NBAでチームが選手を一時的に補強する際に結ぶ超短期契約。正式なロースター入りの前段階としても使われる
パリでどこまで体が持つか、そして往年のバブルの輝きを欧州の舞台でもう一度見せられるかが注目点。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)