試合終盤、決勝点を狙ったドライブに笛が鳴らなかったウーブレが審判に怒りをぶつけた場面が、現地では爆笑の名場面として広まっている。ただ、ナースとウーブレにはそれぞれ罰金という代償もついた。
話題になっているのは、ケリー・ウーブレ (ガード) のハイライト動画だ。試合終盤、決勝点を狙ってドライブを仕掛けたが、ファウルの笛は鳴らなかった。スレタイトルは「審判に兄弟愛を見せた」と皮肉っぽく書かれているが、コメントを見るかぎり、実際には審判に向かって言葉を浴びせ続けた場面のようだ。試合後、ナースとウーブレはそれぞれ5万ドル (約750万円) の罰金を科されたという。
ノーコールについて、残り5秒で1点差の場面、ドライブに対するブロッキングファウルが明らかだったと指摘するファンがいる。ブロッキングファウルは、守備側が体勢を整えきれないまま攻め手の進路に入って当たる反則のこと。この見方に立てば、ウーブレが怒るのも無理はないという受け止めになる。一方で、終盤2分の判定を後日リーグが検証する「2分レポート」ではどう評価されたのかを尋ねるコメントも出ていた。
笑いどころは細部にある。ファンが書き起こした言葉では、審判本人だけでなく、その家族にまで罵倒が及んでいた。コメントによれば、タイリースがウーブレを止めに入りかけたが、何を言っているのかに気づいて手を止めたらしい。しかもウーブレが着ていたのは、胸にCity of Brotherly Loveと入ったユニフォーム。フィラデルフィアの愛称で、「兄弟愛の街」の文字を胸に審判へ怒鳴る絵面が、いっそう笑いを誘っている。
巷の声
- 「ウーブレの言ってる中身に気づいて止めるのをやめたタイリースが、試合中に見た中でも指折りの笑いどころ。」
- 「残り5秒で1点差、決勝レイアップに向かうドライブに明確なブロッキングファウルがあった。あれは怒って当然だ、という声。」
- 「胸にCity of Brotherly Loveと書いてあるせいで、余計に面白くなっている。」
- 「この程度で5万ドルの罰金は、ちょっと重すぎないか。」
- 「ケリー・オリニクを探して動画をずっと見てしまった、という勘違いの報告。」
現地では笑い話として消費されているが、笛を巡る不満の代償は、きっちり二人分の罰金として残った。
用語・人名メモ
- ブロッキングファウル — 守備側が体勢を整えきれないまま攻め手の進路に入って当たる反則。攻め手のファウルとは逆に、守備側に笛が吹かれる。
- ノーコール — 接触があったのに審判が反則の笛を吹かないこと。ファウルだったと主張する側にとって、終盤の勝負所では特に不満の種になる。
- 2分レポート — 接戦の終盤2分間の判定を、リーグが後日検証して公表するレポート。ノーコールが正しかったかどうかもここで示される。
- City of Brotherly Love — フィラデルフィアの愛称で「兄弟愛の街」の意味。今回のスレタイトルの「兄弟愛」という皮肉は、これにかけている。
- ドライブ — ボールを持ってゴールへ切り込んでいくプレー。ファウルをもらったり、レイアップで決めたりするのが狙い。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)