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カワイの裏金疑惑、決定的証拠なし ラプターズ移籍論に弾み

有力記者報道

カワイ・レナード(クリッパーズのスター選手)を巡る不正契約疑惑の調査で、これまでのところ「決定的な証拠」は見つかっていないと報じられた。この件で揺れるクリッパーズからカワイをトレードで獲得する構想にラプターズ(かつて優勝を共にした古巣)が動きやすくなっている、という現地の噂話に、レディット民は皮肉たっぷりに反応している。

発端は、クリッパーズのオーナーであるスティーブ・バルマー(元マイクロソフトCEOの大富豪)が関わる環境系企業「アスピレーション」を通じて、カワイ・レナードに実質的な仕事なしで巨額の報酬が支払われていたのではないか、という疑惑。NBAにはチーム総年俸に上限を設ける「サラリーキャップ」という制度があり、選手に直接ではなく別会社経由で金を渡すことでこの上限を実質的に回避していたのではないか、というのが調査の焦点になっている。

移籍情報に強いことで知られる記者クリス・ヘインズは、この調査について「これまでのところ、決定的な証拠(スモーキングガン、つまり言い逃れできない物的証拠のこと)は見つかっていない」と報道。だからこそラプターズはトレードでカワイを獲得することに抵抗を感じていない、と伝えた。カワイは2019年にラプターズを優勝に導いた実績を持つ選手で、その後クリッパーズへ移籍した経緯がある。

反応の中で引用されているNBA分析記者ザック・ロウの見立てによると、金持ちオーナーが選手に便宜を図ること自体は珍しくなく、プライベートジェットの提供やヨットの貸し出しといった額の小さいものが多いという。しかし今回問題視されているのは推定4000万ドル(約60億円)規模の現金という桁違いの話で、単なる厚遇とは一線を画すとみられている。

巷の声

  • 「「子供たちよ、罪を犯すなら証拠は残すな、これが教訓だ」と皮肉る声」
  • 「「『現場で血文字で書いた』みたいな露骨な自白さえしなければ、証拠を残しても平気らしい」と冷ややかな声」
  • 「コミッショナーのアダム・シルバー(NBAの最高責任者)自身が『状況証拠も立派な証拠だ』と言っていたはずなのに、という矛盾を指摘する声」
  • 「「これを見逃したら全球団が同じことをやり出して、リーグが自滅する」とルール崩壊を懸念する声」
  • 「「金さえあれば証拠なんて好きなだけ残していい、という話だ」と格差を皮肉る声」

用語・人名メモ

  • カワイ・レナード — クリッパーズ所属のスター選手。2019年にラプターズを優勝に導いた実績があり、その後クリッパーズへ移籍した
  • アスピレーション — 環境系フィンテック企業。クリッパーズのオーナーが関与し、カワイに実質労働なしで巨額報酬を払っていたのではと疑われている
  • スティーブ・バルマー — クリッパーズのオーナーで元マイクロソフトCEOの大富豪。今回の裏金疑惑の中心人物とされる
  • サラリーキャップ — チームの総年俸に設定される上限制度。これを迂回する手段として今回の契約が疑われている
  • smoking gun (スモーキングガン) — 言い逃れのできない決定的な証拠を指す英語表現
  • アダム・シルバー — NBAの最高責任者であるコミッショナー。リーグ運営やルール適用の最終判断を下す立場

NBA側の正式な処分判断とカワイの移籍先が実際にどう動くか、次の展開に注目が集まる。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)