r/nbaで、全NBAチームの地元での試合の見やすさを1人のファンが格付けした投稿が、オフシーズンの実用ネタとして静かに盛り上がっている。祭りというより、自分のチームの中継事情を語り合う通好みの話題だ。
投稿者は、前日に見た「ホークスが地元のアンテナ放送に試合を移す」というスレに刺激されて調べたという。基準は「地元チームを最も安く簡単に見る方法」。アンテナ (電波) で無料放送を受信でき、さらに配信サービスも選べるチームを最上位のSランクにしている。Sランクに入ったのはヒート、ブレイザーズ、ペリカンズ、サンズ、マーベリックス、ジャズ。ヒートは地元局のアプリで全試合が無料で見られる点が高く評価された。配信料はブレイザーズが月19.99ドル (約3000円)、マーベリックスとジャズが1シーズン124.99ドル (約1万8700円) と書かれている。
ただし投稿者自身が、仕事中に調べたので間違いがあるかもしれないと断っている。実際にコメントでは訂正が相次いだ。ブレイザービジョンは19.99ドルではなく、観戦チケット2枚付きで99ドルか120ドルだったと指摘するファンがいる。マーベリックスの14.99ドルという数字はサマーリーグ用の価格で、通常のシーズンは昨季と同じ124.99ドルだろうという指摘もあった。
地域ごとの事情もコメントに並んだ。トロントは権利がSportsnetとTSNで半々に分かれ、プレーオフも同様のため、両方を見るにはケーブルか、2社合計で月50ドル (約7500円) の配信が必要になる。格付けはDかFに下げるべきだという声もある。OKCは金曜の一部試合を無料の電波で放送してきたが、FanDuelとの契約は終わっており、来季の形は分からないという。シカゴではCHSNが電波放送をやめて配信専業になり、インディアナポリスやミルウォーキーなど周辺の都市では電波で受信できるという。
巷の声
- 「トロントはDかFに落とすべき。SportsnetとTSNで権利が半々で、両方見るなら月50ドル払うかケーブルが必要になる」
- 「地元を離れてリーグパスで見るようになったのが視聴体験で一番の改善だった。RSNが一晩でチャンネルを外される騒ぎにもう付き合わなくていい」
- 「ブレイザービジョンは19.99ドルではなく99ドルか120ドルだった。観戦チケット2枚付きだったけれど」
- 「ペイサーズファンとして、FanDuelの中継が心底嫌いだ。他チームのファンもそうなのか。地元の電波放送が本当にほしい」
- 「シカゴでCHSNが電波放送をやめたのが今も悔しい。周辺のインディアナポリスやミルウォーキーでは電波で受信できるのに。失ったのはコムキャストのせいだと思っている」
格付けを見て「安い」と喜んだ声にすぐ価格の訂正が入り、OKCのように来季の中継の形が決まっていないチームもある。この一覧は、公開された時点ですでに更新待ちだ。
用語・人名メモ
- アンテナ放送 (OTA) — アンテナで電波を受信して見る無料の放送。契約なしで高画質に見られるため、投稿者は理想の形としている
- RSN — 地域スポーツチャンネルの略で、地元チームの試合を放送するスポーツ専門局。コメントでは、配信事業者から突然外される騒ぎが不満として挙がった
- リーグパス — NBA公式の有料配信サービス。コメントでは、地元以外の試合を見るのに使ったという声が出た
- Sportsnet と TSN — どちらもカナダのスポーツ放送局。トロントの試合の放送権は、この2社で分け合っていると指摘された
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)