ロケッツが7フィート5インチのジャマリオン・シャープに「ハック」と呼ばれる戦術を仕掛け、試合は40分でファウル61個の消耗戦になった。ハイライトとしては珍しい題材だが、現地ファンの反応は感心よりも呆れが目立つ。
ハック戦術とは、フリースローが苦手な選手にわざとファウルをして、打たせる戦術のこと。シャープは7フィート5インチ (約226cm) のCで、通算のフリースロー成功率は5割に届かないとスレタイは伝えている。ロケッツは4クォーターにこれを仕掛けたが、シャープはうまく対応した、というのがスレタイの見立てだ。
試合はラプターズ戦で、ファウルはロケッツ31個、ラプターズ30個の計61個。コメントによればサマーリーグ (若手や新戦力が力を試す、オフシーズンの実戦の場) での出来事で、ここでの勝ち負けにこだわる戦術か、と疑問視する声が上位に並んだ。勝負が決まりかけた場面で試合を引き延ばした、攻撃も両チームとも冴えなかった、という指摘もある。
一方でシャープ本人には別の角度から関心が集まった。あるファンは、シャープがNCAAで2021-22年に1試合平均4.6ブロックでトップに立ち、Gリーグでも3.8ブロックを記録し、Gリーグの最優秀守備選手になったと書いている。所属はマーベリックス傘下のテキサス・レジェンズだったとされ、2-way契約でどこかが使えるはずだ、という声も出た。ファウルの多さについても、今週だけで60個超えの試合を3つ見たというファンがいた。
巷の声
- 「サマーリーグは若手に実戦経験を積ませる場なのに、そこでハックをやるのはダサい」
- 「勝負が決まった後にまで引き延ばすなんて。しかも両チームとも攻撃がひどかった」
- 「シャープはNCAAでブロック王、Gリーグでも守備の最優秀選手だった。2-way契約でどこかが使ってもいいのでは」
- 「今週だけで60ファウル超えの試合を自分は3試合見た。観客を人質に取られているようで、バスケの煉獄だ」
- 「アナリティクスがバスケをダメにした」
若手の見極めが目的の場で勝ちを取りにいく是非を、61個のファウルが問い直す一戦になった。
用語・人名メモ
- ハック戦術 — フリースローが苦手な選手にわざとファウルをして、打たせる戦術。ファウルが増えて試合が止まりやすい
- サマーリーグ — オフシーズンに開かれる、若手や新戦力が実戦で力を試すための大会
- 2-way 契約 — NBAのチームとGリーグのチームの両方でプレーできる契約
- G リーグ — NBAの下部にあたる育成リーグ。若手やNBA入りを目指す選手が多くプレーする
- ジャマリオン・シャープ — ポジションはC。7フィート5インチ (約226cm) の長身で、スレタイによればフリースローが課題
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)