移籍・契約

クリッパーズ、マチュランとの再契約に照準

RealGM Wiretap

米メディアRealGM Wiretapによると、ロサンゼルス・クリッパーズはデンバー・ナゲッツからのペイトン・ワトソン獲得交渉が停滞していることを受け、制限付きフリーエージェントのベネディクト・マチュランとの再契約に方針を切り替える可能性が高まっているという。

ワトソン、マチュランはともに今オフシーズンの制限付きフリーエージェント(RFA)選手。RFAは自チームが優先交渉権を持つ制度で、他球団が獲得するには最低でも3年契約のオファーシートにサインさせる必要があり、元のチームにはそれと同条件を提示して引き止める権利(マッチング権)がある。ワトソンの獲得交渉が進まないため、クリッパーズは既に所属するマチュランの引き止めに軸足を移しつつあるとみられる。

マチュランは元々インディアナ・ペイサーズの選手で、クリッパーズの中心選手だったアイヴィカ・ズバッツをペイサーズへ放出したトレードの一環として今シーズン移籍してきた。移籍後はクリッパーズで26試合に出場し、1試合平均17.4得点、5.5リバウンド、2.5アシストを28.0分の出場でマークした。同じくRFAのワトソンに比べると、マチュランは他球団からの関心がそれほど大きくないとされる。

クリッパーズは今シーズン、ジェームズ・ハーデン、ズバッツ、カワイ・レナードをトレードで放出し、大幅な選手編成の見直しを進めてきた。ドラフトでは全体5位でキートン・ワグラーを指名しており、マチュランを引き止めれば、ダリアス・ガーランドとブランドン・イングラムの間のウイングポジションに収まる形になるとみられる。

用語・人名メモ

  • 制限付きフリーエージェント(RFA) — 契約が切れても元のチームが優先的に引き止める権利を持つ立場の選手のこと。
  • オファーシート — 他球団がRFA選手に提示する契約書で、元のチームは同条件で対抗提示すれば選手を引き止められる。
  • ベネディクト・マチュラン — 元ペイサーズのウイング選手で、今シーズン途中にクリッパーズへ移籍した。
  • アイヴィカ・ズバッツ — クリッパーズの中心センターだったが、マチュラン獲得のトレードでペイサーズへ移籍した。

ワトソン獲得の行方次第で、クリッパーズがマチュランとの再契約交渉をどこまで本格化させるか注目される。

出典: RealGM Wiretap