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レナードのスポンサー契約を巡るNBAの調査が、11か月目にして別会社との契約にまで広がっていると米メディアが報じた。決着を待つファンの間では、長引くわけに納得する声と皮肉が入り交じっている。
The Athleticが複数の匿名の情報源の話として伝えたところでは、調査は当初より範囲が広がっている。発端は、カワイ・レナード (フォワード) と、それまで無名だった環境系企業アスピレーションとの、仕事の実態がないとされるスポンサー契約だ。リーグが調査を任せた法律事務所のワクテル・リプトンは、クリッパーズがこの契約を仲介してサラリーキャップ (年俸総額の上限) を回避しなかったかを調べてきた。
報道によると、調べはそれだけにとどまらない。クリッパーズがレナードの費用を不適切に肩代わりし、返してもらっていなかったのではないかという点と、レナードに別の会社との未報告のスポンサー契約がなかったかという点にも及んでいる。見出しの「2件目」は、この最後の点を指す。
記事は、月曜夜にラスベガスでラプターズの試合を観戦するレナードの姿から始まる。球団のGMと元ガバナーの数席隣に座っていたという。記事は、レナードを元ラプターズのスターで、またラプターズの一員になりそうな存在と書き、今は宙ぶらりんだと描く。先週にはラプターズが、レナードを呼び戻すトレードを一時停止したとも伝えられた。クリッパーズ、レナード、ラプターズの三者が、調査の結論を待って止まっている状態だ。
現地のファンの反応は辛口だ。法律事務所はこの件をもみ消していると言われていたが、実際は何層にも重なった怪しい話を掘っていたのだ、と指摘する声がある。クリッパーズの歴史を皮肉る声もあり、勝ったのは2シリーズだけなのにこの騒ぎか、コロナ禍のカンファレンス決勝進出と7年前のクリスマスゲームがこの時代の頂点だった、といった書き込みが並んだ。
巷の声
- 「長引いているのは、掘れば掘るほど新しい材料が出てきたからか、と納得する声」
- 「法律事務所は事を収める側だと言われていたのに、実際は何層にも重なった怪しい話を掘り進めていた、と指摘する人もいる」
- 「記事中の「見返りというより、持ちつ持たれつのつもりだった」という発言を一番のお気に入りに挙げ、それを世間では見返りと呼ぶのでは、と突っ込むファンもいた」
- 「2シリーズ勝っただけでこの騒ぎとは情けない球団だ、という辛辣な声」
- 「コロナ禍のカンファレンス決勝進出と7年前のクリスマスゲームが、この時代の頂点だったという皮肉も出た」
調査は11か月目に入ったが、新たに浮上した2件目の契約がどう判断されるのか、止まったままのラプターズのトレードがどうなるのかも、結論が出るまで見えない。
用語・人名メモ
- サラリーキャップ — チームが選手に払える年俸総額の上限。これを回避する裏の支払いがあったのではという疑いが、今回の調査の核心になっている
- アスピレーション — レナードとスポンサー契約を結んだとされる環境系企業。記事では、それまで無名だった会社として書かれている
- ワクテル・リプトン — NBAが調査を任せる法律事務所。記事では、リーグが頼る定番の事務所と紹介されている
- スポンサー契約 (エンドースメント) — 企業が選手を広告などに起用して報酬を払う契約。ここでは仕事の実態がないのに報酬が出たのかが問われている
- The Athletic — アメリカのスポーツメディア。今回の調査拡大を、匿名の情報源への取材をもとに報じた
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)