NBA2026-27シーズン開幕から約1週間、得点ランキングの首位に立つのはグリズリーズのガード、タイ・ジェロームだ。開幕戦で45得点、2戦目で28得点を挙げ、2試合平均36.5得点としている。
グリズリーズは開幕戦のジャズ戦で、ジェロームが試合最多の45得点を記録した。25本のシュートのうち17本を成功させ、3ポイントは5本決めている。続くゴールデンステート戦でも28得点を挙げ、2試合で平均36.5得点となった。スポーツ・イラストレイテッドは、2試合だけでの判断は早計だとした上で、この得点が本物かどうかを検証している。
同メディアが注目するのは前季の数字だ。2025-26シーズンは右ふくらはぎの肉離れと左足首の捻挫で大半を欠場し、出場は15試合。それでも1試合平均22.6分で19.7得点、5.7リバウンド、1.1スティールを記録し、成功率はフィールドゴール47.4%、3ポイント42.0%、フリースロー87.5%だった。36分あたりに換算すると31.3得点、9.0アシスト、1.7スティールになる。使用率はこの15試合が32.9%、今季2試合が35.9%だ。
記事は、カム・ブーザーが最初の2試合で出色の出来を見せ、ザック・イーディーもようやく万全の状態に戻り、ジェイレン・ウェルズやセドリック・カワードも重要な役割を担うと見込まれることから、ジェロームの使用率は今後下がると予想する。その上で、得点王にはならないだろうし、西カンファレンスの競争を考えればオールスター選出も難しいかもしれないとしつつ、試合に出られる限り影響力が大きく落ちることはないとみている。記事はジェロームについて、ボールスクリーンの扱いに長け、中間距離のタッチも優れていると評した。
記事は2試合での判断を早計としつつ、残り80試合でこの数字がどうなるかを見る必要があるとしている。
用語・人名メモ
- タイ・ジェローム — グリズリーズに所属する29歳のガード。
- 使用率(USG%) — 選手がコート上にいる間に、チームの攻撃をどれだけ自分で終えたかを示す指標。
- 36分あたり(per-36) — 出場時間の違いをそろえて比べるため、36分換算に直した成績。
- グリズリーズ — テネシー州メンフィスを本拠地とするチーム。
- オールスター — シーズン中間に東西の選抜選手で行われる催し。