参考動画
コートの外の、重い話題だ。メンフィスのグリズリーズのオーナー、ロバート・ペラの会社Ubiquitiが、ロシアの攻撃で負傷したウクライナの民間人らに連邦裁判所で訴えられた。r/nbaの反応もバスケの話ではなく、企業と球団オーナーの責任をめぐる議論が中心になっている。
Hunterbrookの投稿によると、ロシアの攻撃で負傷したウクライナの民間人のグループが、ニューヨーク南部連邦地裁にUbiquitiを相手取った民事訴訟を起こした。原告側の法律事務所の発表では、原告はロシアのドローンなどによる攻撃で死傷した民間人と、その家族。Ubiquitiはニューヨークの技術会社と紹介されている。
訴える側の主張は次のとおり。Ubiquitiの長距離無線ブリッジアンテナとairMAXという技術が、ロシア軍の指揮通信網の重要な土台になった。ドローンの操縦者、偵察映像、指揮官、攻撃部隊をリアルタイムでつなぎ、約100キロにわたる範囲を、原告側がキルゾーンや人間狩りと呼ぶ場所にしたという。Ubiquitiは、自社製品がロシア軍で使われているとの警告を無視したと訴えられている。いずれも訴状側の主張で、訴えられた側の反論はスレには出ていない。
スレの反応は、被害への怒りと、法的責任の線引きへの疑問に分かれた。ドローンが玉ねぎ売りの老人をバンの周りで追い回し、最後に爆発したという動画を見たと書き込むファンがいる。一方で、パレスチナの家族も、イスラエルに武器を売る米企業を訴えられるのかと問う声や、製品は仲介業者や近隣国経由で買われるので止められないという声も出た。NBAのオーナーはみなろくでなしだと嘆くコメントもある。
巷の声
- 「米国の億万長者相手の訴訟は普通うまくいかない。それでも被害者側にうまくいってほしい。」
- 「ドローンが玉ねぎ売りの老人をバンの周りで追い回して、最後に真横で爆発した動画を見た。あまりにひどい。」
- 「これが通るなら、イスラエルに武器を売った米企業をパレスチナの家族が訴えるのも通るのか、と聞きたくなる。」
- 「素朴な疑問だが、機器が密輸されたものだったなら、なぜUbiquitiに責任があるのか。」
- 「パブロ・トーレがカワイ・レナードの件を調べ終えたら、こっちの調査に戻ってきてほしい。」
Ubiquiti側の応答は材料に無く、第三国経由で渡った機器にメーカーがどこまで責任を負うのかというコメント欄の疑問も、まだ答えが出ていない。
用語・人名メモ
- Ubiquiti — 無線通信機器を扱う技術会社。訴状ではニューヨークの会社とされ、グリズリーズのオーナー、ロバート・ペラの会社として報じられた。
- airMAX — 訴状が、長距離無線ブリッジアンテナとともに名指ししているUbiquitiの無線技術。
- ニューヨーク南部連邦地裁 — ニューヨーク市のマンハッタンなどを管轄する連邦地方裁判所。今回の民事訴訟が起こされた場所。
- ロバート・ペラ — メンフィスのチーム、グリズリーズのオーナー。今回訴えられたUbiquitiは、その人の会社として報じられている。
- Hunterbrook — スレ主が引用した投稿の出どころで、今回の提訴を伝えた。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)