移籍・契約

ブレイザーズのオフを総括 モラント加入、オーナーはアリーナ改修費を市に求める

ESPN

ESPN はポートランド・トレイルブレイザーズのオフシーズン総括と開幕前の展望を掲載した。ジャ・モラントの獲得とデイミアン・リラードの復帰がある一方、新オーナーのアリーナ改修をめぐる姿勢が話題になっている。

ブレイザーズは昨季 42勝 (82試合中42勝) を挙げ、2021年以来 5 年ぶりにプレーオフへ進んだ。ESPN によると、この夏のポートランドからの話題は懸念を招くものが中心だった。新オーナーのトム・ダンドンは大規模な人員削減を行い、人気のあった放送関係者との関係も打ち切ったという。さらにホームのモーダ・センターの改修費 6億ドル (900億円) について、協力する考えはなく、市が負担すべきだと表明した。市が負担しなければ、ダンドンが球団をポートランドから移す可能性が高まりうると ESPN は書いている。

コート上では、オールスターに 2 回選ばれたガードのモラントをトレードで獲得した。ESPN によると、このトレードでフォワード 2 人がメンフィス・グリズリーズへ移った。フォワードのジェレミー・ソーハンも加入し、センターのロバート・ウィリアムズ3世とは契約延長で残留が決まった。昨季アキレス腱断裂で全休したリラードも復帰する。アブディヤ、クリンガン、ホリデー、シャープら昨季の主力も残る。一方でブレイザーズは、6月のドラフトで指名権を使わなかった唯一のチームだった。

ESPN は、新体制のロスターについて、得点力のあるガードが多く、フロントコート (ゴール下側の選手) に違いを生む選手が少ないと指摘する。リラードは 36 歳で、モラントは昨季 20 試合しか出場していない。ESPN は、この 2 人の起用の仕方が課題になるとみている。

アリーナ改修費を誰が負担するかは、オーナーと市の間でまだ決まっていない。

用語・人名メモ

  • ブレイザーズ — 米オレゴン州ポートランドを本拠とする NBA チームで、材料によると 1970 年から同地にある。
  • モーダ・センター — ブレイザーズの本拠地アリーナで、材料によれば 6 億ドル (900 億円) 規模の改修が話題になっている。
  • オールスター — シーズン中に行われる選抜選手の祭典で、選ばれること自体が実績の一つとされる。
  • ドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名する制度で、ブレイザーズは今年の 6 月に指名権を使わなかった。

出典: ESPN