移籍・契約

バックスの過去5年のドラフト指名、その後をSIが整理

Sports Illustrated

米Sports Illustrated(SI)が、ミルウォーキー・バックスが過去5年のNBAドラフトで指名した選手の現在をまとめた。SIは、今年の1巡目指名は正しい選択に見えるとする一方、過去の指名は成功しているとは言えないと書いている。

SIによると、バックスは今年の1巡目でブレイデン・バリーズとネイト・アメントを指名した。SIは、まだ非常に早い段階としつつ、この2人の指名は正しかったように見えると評価している。過去5年のドラフトについては、同じことは言えないとしている。

2021年は全体31位でアイザイア・トッドを指名した。バックスは彼の権利をペイサーズへトレードし、その後ウィザーズへ移った。NBAでは2シーズンで18試合の出場にとどまり、平均1.6点、1.3リバウンドだった。2022年は全体24位でマージョン・ビーチャムを指名。バックスで3シーズン126試合に出て平均4.2点、2.0リバウンドだった。2025年のトレード期限でクリッパーズへ移り、見返りはケビン・ポーターJr.だった。その後はクリッパーズが解雇し、ニックスとの2ウェイ契約を経て、2025-26シーズンはシクサーズと契約。12月に2ウェイ契約を結び、14試合で平均6.8点だった。2023年は全体58位でクリス・リビングストンを指名した。バックスでは2シーズンで42試合、平均1.3点、1.3リバウンドで、2025年10月に解雇された。その後キャバリアーズと2ウェイ契約を結び、今夏のサマーリーグではウィザーズで5試合に出て平均14.4点を記録した。

2024年は全体23位でAJ・ジョンソンを指名した。19歳でオーストラリアのNBLから来た選手で、バックスでは7試合に出場した時点でトレードされた。SIによると、ミドルトンらとともにウィザーズへ移り、バックスはクーズマらを受け取った。その後ウィザーズで2シーズン47試合、平均5.7点を記録。2026年のトレード期限でマーベリックスに移り、23試合で平均3.9点だった。7月には6チームが絡むトレードでグリズリーズへ移り、4チーム目になったという。同年の2巡目33位ではタイラー・スミスを指名しており、Gリーグのイグナイトで平均13.4点、5.0リバウンドを記録していた。

今年の1巡目指名のバリーズとアメントについて、SIは時期尚早としつつ、正しい選択に見えると書いている。

用語・人名メモ

  • NBAドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名する制度で、1巡目と2巡目がある。全体31位は2巡目の最初の指名にあたる。
  • Gリーグ — NBAの下部に位置するリーグで、若手や出場機会の少ない選手がプレーする。
  • 2ウェイ契約 — NBAチームと傘下のGリーグチームの両方でプレーできる契約のこと。
  • ウェイブ(解雇) — チームが選手との契約を打ち切ること。他チームが獲得を申請することもある。

出典: Sports Illustrated