移籍・契約

ギャニス移籍後のバックス再建、ヘロら獲得組の活躍がカギ

Sports Illustrated

ギャニス・アデトクンボがマイアミ・ヒートへ移籍したバックスは再建段階に入った。獲得したタイラー・ヘロら新加入選手の活躍が、チームの競争力を保つうえで重要になる。

バックスはトレードでヘロ、ジェイム・ジャレスJr.、ケレル・ウェアら複数の選手を獲得した。現在のスターティング5は、ライアン・ローリンズ、ヘロ、ジャレスJr.、カイル・クーズマ、マイルズ・ターナーで構成される見通し。スポーツ・イラストレーテッドによると、バックスは現在「最悪のチームの一つ」と評価されており、シーズン開幕までにペイトン・ワトソン(デンバー)の獲得など、さらなる補強が検討されている。

ヘロはシックスマンオブザイヤーとオールスター経験者で、バックスの最重要獲得選手だ。ただし過去 7 シーズンでは 60 試合以上の出場は 3 回のみで、今シーズンはマイアミで 33 試合の出場にとどまった。スターティングガードの座を得るチャンスだが、出場できる健康状態の維持が課題になる。ジャレスJr.は昨季、シックスマンオブザイヤー投票で 2 位となり、15.4 得点、5.0 リバウンド、4.7 アシストを記録。一方で 3 ポイント成功率は 31.7%(キャリア平均)で改善の余地がある。

ローリンズは前シーズン平均 17.3 得点、4.6 リバウンド、5.6 アシスト、フィールドゴール成功率 47.2%、3 ポイント成功率 40.6%を記録したスターティングガード。新加入選手への対応と防守の強化が求められる。既存の主力ではターナーが課題で、昨シーズンのリバウンドは 5.3(キャリア低)に落ち込み、バックス全体でもリバウンド獲得数が 28 位に低迷している。センターとしての内側の支配力回復が必要だ。

用語・人名メモ

  • シックスマンオブザイヤー — ベンチから主に出場する選手に毎年授与される NBA の個人賞。
  • リバウンド — シュートを外したボールを奪い返す、バスケットボールの基本的なプレー。
  • トレード — NBA で行われる、チーム間での選手交換。

ヘロら新加入選手がシーズンを通じて活躍できるか、既存主力が新体制に適応できるかが、バックス再建の成否を左右する。

出典: Sports Illustrated