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2011年、ウェイドに肘を脱臼させられたロンドが片腕で戻り勝った試合

現地報道

参考動画

r/nbaで、2011年のヒート対セルティックスのシリーズの一場面が掘り返され、当時の怒りと感嘆がそのまま再燃している。通好みの昔話だが、コメント欄の温度はいまも高い。

話題になっているのは、ビッグ3を擁した当時のヒートと、セルティックスが対戦したシリーズでの一幕だ。スレ主によると、ヒートのドウェイン・ウェイドがセルティックスのラジョン・ロンドの肘を脱臼させた。スレ主はこれを悪質なプレー (dirty play) と紹介している。ロンドはその後コートに戻り、ほぼ片腕だけの状態でボストンを勝利に導いたという。

反応は、ウェイドへの怒りとロンドへの称賛に大きく分かれた。生中継で見ていて激怒したと振り返るファンがいて、ウェイドを同時代で最も悪質な選手の一人と呼ぶ声も出た。ボールがコートの外に出ている状況でタックルしたも同然なのに、なぜ出場停止にならなかったのかと指摘するファンもいる。別のファンは、ウェイドがオールスターでコービー・ブライアントのレイアップをブロックしにいき、鼻を折ったこともあると挙げ、時に制御が利かなくなると書いている。

ロンドの頑丈さを語る逸話も上位に並んだ。あるコメントによれば、ロンドは前十字靱帯 (ACL) を断裂したまま12分間プレーし、翌日ハムストリングの治療を受けに行って初めて断裂が分かったという。別のファンは、2009年から2012年のプレーオフのロンドは上位5人級で、当時最高のパサーだったと主張する。2010年にはレブロン・ジェームズ率いるキャバリアーズを破り、2012年もあと一歩でレブロンを上回るところだったと書いている。セルティックスが大嫌いだったが、この試合で片腕のまま戻ってくるロンドを見てファンになったという10代の頃の思い出話も寄せられた。

一方で、この見方に異を唱えるコメントもある。あのプレーではロンドも左腕をウェイドの腰に回して引っ張っていて、二人とも体をぶつけ合っていただけで、相手を傷つけるつもりはなかったはずだ、というものだ。

巷の声

  • 「このプレーと、審査員を務めたダンクコンテストの件で、ウェイドは一生嫌いなままだ」
  • 「セルティックスは大嫌いだが、ボールがアウトの状況でタックルしたウェイドがなぜ出場停止にならなかったのかは分からない」
  • 「セルティックス嫌いだったが、この試合でロンドのファンになった。片腕で戻ってくる姿は、10代だった自分が見た中で最高の光景の一つだった」
  • 「ドレイモンド・グリーンが同じことをしたら、ここのユーザーの一部は本当に心停止するだろう」
  • 「ロンドが左腕をウェイドの腰に回して引っ張っていたことを、投稿者は都合よく省いている。二人ともやり合っていて、傷つける気はなかった」

同じ映像でも、ウェイドの荒さを見るか、両者の押し合いの延長と見るかで、十数年たっても意見は割れたままだ。

用語・人名メモ

  • ビッグ3 — 一つのチームに3人のスター選手が揃った状態の呼び方。ここでは2011年のヒートを指す。
  • 前十字靱帯 (ACL) — 膝の安定を保つ靱帯の一つ。断裂すると長期離脱になりやすい。
  • 脱臼 — 関節が正しい位置から外れること。肘なら腕の曲げ伸ばしや力の入れ方に大きく影響する。
  • ダンクコンテスト — オールスターの期間中に行われる、ダンクの出来を競うイベント。審査員が点数をつける。
  • ドレイモンド・グリーン — ファクトシート上のポジションはフォワード。このスレでは、荒いプレーの例え話として名前が出た。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)