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2019年にトロントを離れたカワイ・レナードの決断は、NBA史上最悪級の失敗だったのか。r/nbaでそんな問いが立ったが、反応はむしろ「地元に帰りたかっただけ」と冷めた声が目立つ。
スレ主の主張はこうだ。当時のラプターズはレナードの周りが完璧で、外から打てる選手が揃い、ペリメーター(外周)の守備もシュートを作る手も足りていた。彼が去った翌年にチームは53勝を挙げ、フォワードのシアカム、ガードのバンブリートとパウエルらが大きく成長した。残っていれば連覇もあり得たし、主力を手放す理由もなく複数の優勝を狙えたはずだ、という見立てだ。ただスレ主自身、すべては仮定の話でどうなったかは分からないと認めている。
同調する反応には具体的な思い出話が並んだ。ラプターズびいきを自認するファンは、王者として戦った翌シーズンのチームがバブル(コロナ禍で選手を一か所に集めた再開シーズン)で7勝1敗、プレーオフ1回戦はスイープ、セルティックスとの第7戦も最後の数プレーで決まる惜敗だったと振り返る。マイアミには勝てた自信があったという。別のファンは、2019-20シーズンのラプターズはレナード抜きで60勝ペースだったと指摘し、ローリー、ガソル、イバカが衰えてもシアカム、パウエル、バンブリートらが穴を埋めたと語った。
一方、コメント欄の多数派は「失敗」とは見ていない。地元のロサンゼルスに帰りたかった、契約とは別に裏で金をもらったのではないか(という主張もある)、紙の上ではクリッパーズも強いはずだった、といった声が続く。2度目の優勝と2度目のファイナルMVPを取ったあとの帰郷を悪い判断と呼ぶのか、という反論もある。KDがウォリアーズを去った方が大きな間違いだ、と話を広げる声も出た。
巷の声
- 「2度目の優勝と2度目のファイナルMVPを取って地元に帰るのが、今さら悪い判断になるのか。」
- 「あの人は静かに木を植えていたかっただけだと思う。」
- 「もっと大きな失敗はKDのウォリアーズ退団。悪役を引き受けてステフと勝ち続ければよかったのに。」
- 「レナードが抜けたあとも、シアカムやバンブリートたちが伸びて60勝ペースだった。ああ、もしも、と思ってしまう。」
- 「優勝をくれた。それでもう十分。」
「もしも」を惜しむトロントのファンと、優勝をくれたのだから十分と割り切る声が並んだが、静かに木を植えていたい本人には、どちらの声も届いていないのかもしれない。
用語・人名メモ
- ファイナルMVP — NBAファイナル(優勝決定シリーズ)で最も活躍した選手に贈られる賞。
- バブル — コロナ禍でシーズンを再開する際、リーグが選手やチームを一か所に集めて試合を行った方式。
- パスカル・シアカム — ファクトシート上はフォワード。スレ主が、レナード退団後に成長した例として挙げた一人。
- フレッド・バンブリート — ファクトシート上はガード。こちらもスレ主が、退団後に伸びた選手として挙げた。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)