デトロイト・ピストンズの G-League 傘下チーム『モーターシティクルーズ』が、1 人 $250(約 3 万 7500 円)の参加費で素人向けの公開トライアウトを実施。現地ファンの間では『これはビジネス企画なのか、本気の人材発掘なのか』と議論を呼んでいる。
G-League は NBA の下部リーグで、若手選手の育成とドラフト候補の評価の場として機能している。各 NBA チームが傘下チームを持ち、モーターシティクルーズはピストンズの傘下。通常、トライアウトはプロ志向の選手が対象だが、今回は誰でも参加できる企画として実施された。
スレの反応で注目されたのは、過去の成功例だ。スパーズ傘下でも数年前に同様の有料トライアウトを実施した際、ヨーロッパでプロプレー経験のあったジョナサン・シモンズが参加し、その後 NBA のオーランド・マジックと契約した例がある。ただし指摘として『シモンズは既に海外でのキャリアと教育水準があったから成功できた。ここの参加者にそこまでのレベルがあるかは別』という厳しい見方も提示されている。
現地ファンの議論は『金銭面の微妙さ』と『体験価値』の綱引きだ。批判側は『$250 で基本的にピックアップゲームをやるだけ』と冷やかし、『一生「ピストンズのトライアウトを受けた」と言えるがそれだけ』と風刺。一方で擁護側は『2 時間のコンサート同様の価値。プロの施設と指導が受けられるなら十分』と主張しており、参加層の多様性をどう評価するかで意見が分かれている。
巷の声
- 「$250 でピックアップゲームをするようなものは変だが、プロの施設でプロから指導を受ける体験価値としては悪くない。」
- 「一生『ピストンズのトライアウトを受けた』と言い張れるのが利点。ただ $250 払ったことは普通は省略したくなる。」
- 「『自分の才能を信じて金を払う』という本気度の表現としてなら、むしろ誠実。無料ならチーム側が信じてくれているが、有料なら自分が信じている証拠。」
- 「ジョナサン・シモンズという成功例があるから、全くあり得ない話ではない。ただし彼は既にプロキャリアがある選手だった。」
- 「成功するには既にプロ水準の土台が必要。『体験イベント』と『真剣な育成』の線引きが曖昧なのが問題。」
用語・人名メモ
- G-League — NBA の下部リーグ。若手選手の育成と NBA ドラフト候補の評価の場。NBA 各チームが傘下チームを持つ。
- モーターシティクルーズ — ピストンズの G-League 傘下チーム。デトロイトの別称『モーターシティ』から命名。
- デトロイト・ピストンズ — 東部カンファレンス所属。近年は若手育成フェーズの再建中チーム。
- ジョナサン・シモンズ — ヨーロッパでプロとしてプレーしていた選手。有料トライアウト経由でピストンズ傘下に入り、その後 NBA でも複数チームでプレーした成功例。
素人から本気派まで幅広い層が参加する中で、モーターシティクルーズが実際にどのような選手を発掘・育成できるか、今後の成果が見もの。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)