レナードとクリッパーズをめぐる騒動で処分の行方が話題になるなか、r/nbaでは別件を掘り返す投稿が出て、通好みの盛り上がりを見せている。クリッパーズは2015年にも、広告契約がらみで反回避規則違反と認定されていたという。
スレ主が紹介したのは、2015年のFA市場での出来事だ。当時FAだったディアンドレ・ジョーダン (センター) は、マーベリックス (ダラスのチーム) と合意した契約にまだ署名していなかった。そこへクリッパーズが動き、結局ジョーダンはクリッパーズと再契約した。ロサンゼルス・タイムズの報道によると、クリッパーズは7月2日の説明の場で、レクサスとの20万ドル (約3000万円) の広告契約の可能性をジョーダンに示していた。リーグはこれを反回避規則の違反と判断した。
反回避規則とは、契約書に書かれていない、あるいは労使協定で認められていない報酬を、チームが選手に与えたり第三者に手配させたりすることを禁じるルールだ。リーグの調査は、この提示がジョーダンの決断に影響を与えたわけではないと結論づけた。それでも規則違反は違反であり、クリッパーズには約25万ドル (約3750万円) の罰金が科された。スレ主によれば、処分はそれで終わりで、割を食ったダラスのファンだけが恨み言を残した。
スレの反応で目立つのは、今回の件を繰り返しの延長と見る声だ。一度捕まったクリッパーズは、もっと複雑な抜け道を探すようになったという見方で、アスピレーションをめぐる込み入ったやり取りがその例に挙げられている。処分案を語るコメントもあり、あるファンは二度目の違反であることを踏まえ、回避額とされる2800万ドル (約42億円) に加え、まだ手放していない次の1巡目・2巡目指名権を取るべきだと書いた。別のファンは、クリッパーズは2031年までドラフト指名権がなくなると嘆いている。
巷の声
- 「一度捕まってから、もっと複雑な抜け道を探すようになったというのが長い目で見た流れ。アスピレーションをめぐる込み入ったやり取りを見ればわかる、という指摘。」
- 「処分は二度目の違反という扱いで、回避した額に相当する分の課税に加え、まだ手放していない次の1巡目と2巡目の指名権を取るべきだ、という私案が出ている。」
- 「クリッパーズのファンはもう終わり、新しいチームを探す時期。2031年まで指名権がなくなるぞ、と嘆く声。」
- 「この文章はゴシップブログ向けに書かれたのか、と茶化すコメントも。」
- 「で、結局みんなカワイは欲しいの、欲しくないの?という身も蓋もない一言。」
二度目の違反として重く扱われるのかどうかは、今回の処分の判断が出るまで分からない。
用語・人名メモ
- 反回避規則 — 契約書や労使協定で認められていない報酬を、チームが選手に与えたり第三者に手配させたりすることを禁じるルール。サラリーキャップ (年俸総額の上限) を実質的にすり抜ける行為を防ぐためのもの。
- 労使協定 (CBA) — リーグと選手会が結ぶ取り決めで、年俸の上限や契約の結び方などのルールを定めている。
- ディアンドレ・ジョーダン — ポジションはセンター。2015年のFA市場で、マーベリックスとの合意をめぐる騒動の中心にいた選手。
- マーベリックス — ダラスを本拠地とするチーム。2015年、ジョーダンと合意しながら契約に至らなかった側。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)